仕事中のタバコ休憩はずるいしサボりになるのが当然なのはわかるけど…
喫煙者には本当にホンマに肩身が狭い世の中です。
毒なんか吸って何になるんや!ハヨあの世に行きたいんか!なんて言葉が聞こえてきそうなご時世ですが、喫煙者としてはやっぱり吸いたいんですよね。
街中で喫煙場所を探すのも一苦労ですが、それよりも仕事中にタバコ吸いに行くのも気が引けますよね。もっとも、喫煙ルームを設けている職場だけですが。
今のところ、幸いなことに職場内に喫煙ルームが設置されています。
仕事中にタバコを吸うのはずるいしサボりになるのか?
仕事中にタバコを吸う行為って、吸わない人から見たら、仕事をサボっているように思いますよね。そしてズルいですよね。
これは私の場合、否定できません。
仕事中のタバコって、仕事に直接関係のない不要な行為ですから。
喫煙ルームのある会社でも、そんなに何か所も設置していないはずです。多くても1,2か所というのが関の山ではないでしょうか。
しかも、大抵の喫煙ルームは会社の端のまた端の方に置かれています。急ぎ足で行っても5分以上かかるところが多いはずです。
つまり、タバコを吸うための往復時間が10分で、タバコを吸っている時間が5分ほどとすると、1回吸うだけで15分サボっていることになりますよね。
午前9時から午後6時くらいまでの普通の勤務形態の場合(残業は無視)、ちょっとヘビーでその間に10本くらい吸うとしたら、単純に150分はサボっていることになってしまいます。※昼休みに集中して吸えば、もっと時間は減りますが。
やはり、仕事中にタバコ休憩と称して、喫煙ルームまでタバコを吸いに行く行為は、どうひいき目にみても完全な職場放棄であり、サボりと言えるのではないでしょうか。
私自身、サボっている自覚があるので、極力集中して仕事にいそしんでいるつもりなんです。でも、周りの理解は得られていないと思っています。
ただ、仕事の遅延などで迷惑をかけないようにしています。
仕事中のタバコ休憩はズルい!に対する喫煙者の反論
喫煙者の反論その1
タバコ休憩をとることによって、頭がすっきりして、その後の仕事の能率が上がるんだ!
タバコを吸って頭がすっきりするというのは、科学的根拠は何らなく、むしろ作業効率が落ちるという実験結果があったと思います。
ただ、喫煙者にとって、「リフレッシュできた」という感覚があることは否定できず、その意味では仕事へのやる気が高まるという効果はあるはずです。
喫煙者の反論その2
喫煙ルームでのタバコ休憩には、上司・部下・同僚など世代や役職を超える様々な人が集まることが少なくありません。
つまり、交流できる貴重な時間にもなっているので、こうした時間に新しいアイディアが生まれることもある!というのが喫煙者の反論です。
喫煙者の反論の主軸は?
タバコ休憩は単なるリフレッシュタイムではないのだ!
交流によって人脈を広げたり、仕事へのアイデアを授かる・発見する大切な時間になっている!
大体の反論の中心はざっとまとめるとこんなところでしょうか。
他にも・・・
タバコ休憩は非難の的になるけど、吸っていない人はお昼休み以外は仕事中ずっと集中しているのか?
例えば、デスクでボ~ッとしている時間を過ごすとか、私用メールをしているときだって現にあるのに、タバコ休憩だけが非難されるのはおかしいぞ!
というものもありますよね。
タバコ休憩は実は有意義だ!という喫煙者の主張に対する吸わない人からの再反論は?
タバコ休憩の時間の長さを問題にするものとして
タバコ休憩は怒られないのに、トイレが長いと「スマホ見てたんじゃね?」と怒られるのは理不尽極まりない!
とか
タバコ休憩が許されるのなら、オフィスでのちょっとのお昼寝くらい認めてほしい、といったものが挙げられます。
非喫煙者にとって害悪と言えるものとして
タバコ休憩から帰ってきた人の吐く息が本当に臭くて吐きそうだ!
エレベーターがタバコ臭くなるから、エレベーターに乗らずに階段使うべし!
といったものが代表格ですよね。
現に私の職場では、非喫煙者から文句が出ました。タバコを吸った直後の喫煙者が帰ってきた時の、口臭や服についたニオイが臭くてたまらない・何とかしてくれと。
これは喫煙者であっても実感できるんですよね。吸った直後に「ハァ~」ってすると、自分でも臭い…
私の場合、うがいをしてから部屋に戻るようにしていますが、それでもニオイは完全に取れていないはずです。
口臭ケアのグッズもありますが、あれらのグッズとタバコの臭いがミックスされると得も言われぬ臭いになっていると思います。
タバコを吸うたびに歯磨きをするという手段も考えられますが、タバコ休憩が格段に延びることになってしまいます。
タバコを吸った後のニオイ問題は、サボりだ!と言われる以上に悩ましい問題です。自分が臭さの原因だと思うとけっこうナーバスになりますよね。
喫煙者を憐れむものとして
タバコという薬物を乱用しないとイライラして仕事にならないということ!
そうなんです。リフレッシュタイムと言いますが、結局は中毒タイムなんです。
薬物依存症の問題なんですね。健常者ではない事を正面から考えるべきかなと、個人的には思っています。
タバコ吸いは、タバコに洗脳された犠牲者なんです。吸っていながら、身勝手な言い方ですが、受動喫煙対策と同時にニコチン依存症治療対策も必要ですね。
喫煙者の大部分が「禁煙したい」と考えているという統計結果もありますから。
さいごに
最近はタバコ休憩を実質禁止にする会社が増え始めていますよね。
病院ではかなり前から「敷地内全面禁煙」が実施されています。市役所などの自治体でも同様の措置が取られているところが大半です。
喫煙ルームがあるうちはいいのですが、撤去されたらどうするか?
やはり禁煙するのが最良策かなぁ、と考え始めています。