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池袋暴走でアクセルもブレーキも異常ないことが判明し人的ミス確定!

 

池袋暴走事件で、アクセルとブレーキには異常がなかったことが判明しました。

 

警視庁がメーカー立ち会いのもとで、飯塚元院長の車の点検を行った結果、アクセルとブレーキに異常がなかったことが新たにわかったのです。

ということは、車を的確に操作していれば、ブレーキが正常に作動するということを意味しますから、池袋暴走事件は明らかに人的要因で起こったことが確定的になったものと理解できます。

池袋暴走事件の会見で免許の自主返納の気運が高まる

被害者のご主人でありお父さんである男性の勇気ある会見はとても立派なものでした。彼の勇気と決断に涙した方はどれほどの数に上ることか。

 

会見を拝見して、私も自然と憤りを覚え、その悔しさと無念さに涙しました。そして、彼のこの言葉が世の中の大多数の人に響いたのです。

『それぞれのご家庭で事情があることは重々承知しておりますが、少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えて欲しい。

また、周囲の方々も本人に働きかけて欲しい。家族の中に運転に不安のある方がいるならば、いま一度家族内で考えて欲しい。それが世の中に広がれば、交通事故による犠牲者を減らせるかもしれない。

そうすれば、妻と娘も少しは浮かばれるのではないかと思います。

 

池袋暴走事件の各種の報道を見て、キャスターの発言に共通項があることがわかります。それは、高齢者が免許の自主返納を決心したという発言が必ずあるということです。

 

例えば・・

よく聞かれるのは、祖父や祖母と一緒に記者会見を見たというものです。

免許証の返納に抵抗があった祖父や祖母も記者会見をみて、人生最後に嫌な思いをしたくないと免許証の返納に応じた事例が少なからず報告されています。

政府は制度改善に早急に動くことはできなくても、あの会見は高齢者の心を動かすことができたのです。

 

痛ましい事件が続くことなく、政府が高齢者の暴走(逆走や信号無視など)の歯止めとなる制度設計を早めに構築することを願っています。

不意に予期せぬ形で家族を奪われたことの無念さを想う

池袋暴走事件の30分前に、ご主人は亡くなった奥さんとお子さんに電話をしました。しかし、突然に2人とも目の前から消えることになってしまいます。

 

彼の無念さ、悔しさ、絶望感はいかほどか?とても想像できるものではありません。

私は、ガンのために妻を30代で亡くしましたが、抗うことのできない病気でしたので、それなりの諦めはつきました。それでも相当なショックから立ち直るのに月日はかかりました。今でも毎日のように思い出します。

 

しかし、池袋暴走事件は人為的なものです。突然に暴走車によって大切な命を奪われたのです。正確には車を暴走させた運転手によって、大切な2つの命を奪われたことになります。

 

車を暴走させなければ、生きていた命です。車を暴走させた運転手が、それ相応の罪で償うのは当然ですが、ご主人の気持ちはどこで落ち着くのでしょうか?

彼の言葉を借りれば、『必死に生きていた若い女性と、たった3年しか生きられなかった命』は、死が必然だったわけではないのです。

 

半ば故意に命を奪われたのです。死の原因となった、車を暴走させた運転手がいたからこそ2つの命がこの世から消えたのです。

運転手にどれだけの重い罪を与えても、ご主人の気持ちの整理がつくはずがありません。運転手をいくら恨んでも2つの命は戻ってきません。

 

ご主人が、葛藤の日々から一日も早く回復されることを願っております。

 

池袋暴走事件でアクセルもブレーキも異常ないなら、原因は何でしょうか?

アクセルにもブレーキにも異常がなかったことが判明しました。

それでもなお、あの上級運転手は「アクセルが戻らなかった」などという供述を続けるのでしょうか。

 

上級運転手の経歴は、旧通産省工業技術院の元院長ですね。名称からすると、科学的な技術に精通している印象を受けます。

アクセルに異常がないのに、戻らなかった…という発言はもうできないはずです。それとも保身のために、不可思議な供述を続けるのでしょうか?技術院の統括だったのに。

 

上級運転手には、潔く真実だけを語ってほしいところです。東大出て通産省に入ったのですから、昔のバリバリのエリートというのはよくわかります。

でも、そんな栄光は何の役にも立たないし、今回の事件とは無関係です。

 

やはり、ちょっと前から右足を悪くして杖までついていた事実、それにもかかわらず車を運転していた事実などが池袋暴走事件を惹起(じゃっき)したと言えるのではないでしょうか。

池袋暴走事件の加害者にはすぐに謝罪してほしい!

今あなたにできることは謝罪し、正直に話をすることです。

ご遺族の会見を見ているなら直ぐにでもそれができるはずです。過去の肩書にとらわれないでください。

 

あなたは事の重大さに気づき、謝罪しないといけません。

今すぐ謝罪に行けないなら息子さんに行ってもらいましょう。

 

なぜ自分が頭を下げなければいけないのか、悪いのは車だったって、今でも思っていませんか。

あなた自身から謝罪や反省が全く出て来ないことに日本国民は強い憤りと異常さを感じています。

 

関連団体の理事長を辞任する前に、先ず人としてしなければならない事があるのではないでしょうか?