牡蠣による食中毒はうつるんですよノロウイルスの二次感染が原因!
来週、友達と一緒に、「牡蠣小屋」に行くことになりました。
牡蠣小屋に行くのは、これで人生2度目になります。前回訪れたのは、石巻市にある牡蠣小屋でした。生牡蠣、焼き牡蠣などを堪能して、とても満足したものです。
真冬で、とても寒い日でしたが、多くの人が、牡蠣を食べに訪れていました。そのため、来週行く予定の牡蠣小屋も、とても楽しみにしています。
さて、考えたくはないですが、「牡蠣」といえば食中毒を連想される方もいるでしょう。私も今まで、何度も、牡蠣による食中毒になった人を見てきました。
中には、一緒に食事に行って、ひとりだけ生牡蠣を食べて食中毒ということもありました。安静にせず、すぐに仕事に戻ったためか長く苦しい思いをしたようです。
幸い私自身には経験がありませんが、話を聞くだけで苦しそうだと思ったものでした。さて、この牡蠣による食中毒は、他の人にうつるものなのでしょうか?
※宮城県あたりでは、年中牡蠣小屋で牡蠣が食べられるんですよ。
牡蠣による食中毒の原因とうつる可能性は?
生牡蠣による食中毒の原因は、・ノロウイルス・ビブリオ菌によるものです。この2つは潜伏期間が少し違います。
ノロウイルスの場合、潜伏期間は12~48時間。
ビブリオ菌の場合は12時間前後。
どちらも、嘔吐や下痢、腹痛などの症状があらわれます。症状がひどくて入院したという人も少なくはありません。
新鮮な牡蠣を食べたとしても、牡蠣に菌が付着していた場合、食中毒となる可能性があります。さらに、牡蠣に対してアレルギーを持っている人もいます。
この場合は、食べた後、1~2時間でアレルギー症状が出ることが多いようです。牡蠣を食べるたびに体調を崩すという場合は、アレルギーの可能性が高いと考えられます。
私の周囲の人々が牡蠣で食中毒を起こしたのは、いずれもノロウイルスが原因でした。ノロウイルスは乾燥にも強いウイルスで、鮮度に関係なく、少数でも感染する力を持っています。
そして感染者からの二次感染、つまり「うつる」可能性も高いのが特徴です。そのため、定期的に集団感染などが話題になっているんですね。
感染した場合、しっかり水分を摂り、安静にする必要があります。脱水症状がひどい場合は点滴などの措置が必要になることもあります。
家族などが感染し、吐瀉物などで汚れたものを片付ける際は、感染しないように、・手袋・マスクなどを着用しましょう。
もちろん、手洗いや消毒を徹底することも大事です。私や同居している家族は、今のところノロウイルスに感染したことはありません。
しかし牡蠣は普段から好んで食べています。できれば一生経験したくはないものです。では、「生牡蠣」以外でも食中毒になる可能性はあるのでしょうか?
牡蠣を食べるときにしっかり加熱をすれば安心♡
結論からいうと、ノロウイルスは加熱により死滅します。
そのため、・焼き牡蠣・カキフライなどの加熱した食品では、食中毒になる可能性は、かなり低いといわれています。
ただし、中が半生など加熱が不十分であると、ノロウイルスが死滅しないおそれがあります。「おいしいものは早く食べたい」と思っても、少し辛抱が必要です。
一般的には、「中心温度が85度以上になってから90秒以上加熱」するのが良いとされています。焼き牡蠣を食べるときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
私が普段好んで食べるのは、生牡蠣です。しかし一度も食中毒になったことはありません。これは、生食用の牡蠣がしっかり殺菌されているためなんです。
焼き牡蠣のおいしさをしったのは、ここ2~3年のことです。来週食べるのは、焼き牡蠣の予定です。ノロウイルスの特性を踏まえて、しっかり加熱して食べようと考えています。
好きではない人からしたら、「食中毒になる可能性があるのに食べる」というのは不思議に感じてしまうかもしれません。でも、こればかりは、「好きだから」としかいいようがないですね。
いうまでもなく、食中毒のことは常に頭にあります。相当つらいと聞いたことがあるため、どうしても考えてしまいます。気にしすぎる必要はありませんが、つらい思いはしたくありません。
そのため、体調があまり良くないときは、食べたくても我慢しています。というのも、ノロウイルスが体内に入ったとしても、個人差があるからです。
非常に健康で体力があれば、発症しないということもあるようです。しかし抵抗力が落ちているときには、発症しやすくなります。インフルエンザなどと同様に、体力や抵抗力が関わってくるようです。
現在のところ、私の健康状態は良好です。この体調を維持して、しっかり過熱した牡蠣を食べるなら、きっと大丈夫でしょう。今からとても楽しみにしています。
終わりに
おいしい牡蠣。生牡蠣も、焼き牡蠣も最高です。
カキフライや、牡蠣ご飯も良いですね。
・家族が食中毒になったら注意する・体調が悪いときは食べないなどに注意して、いつも安全に食べたいものですね。