恵方巻き流行のきっかけはコンビニ商戦ですが食べ物粗末にしないでね!
節分が近くなると、スーパーなどで恵方巻きの広告を見かける機会が多くなります。
「節分の日に、恵方を向いて無言で食べきると縁起が良い」
などといわれている、恵方巻き(^^♪
昔は、そんな恵方巻きの広告は、まず見かけなかった気がします。
しかし、節分をすぎれば全く見かけません。
時期をすぎれば捨てられてしまうのでしょう。
大量廃棄などが問題として報じられることもありますよね。
私自身は、恵方巻きが好きです。
イベント好きなため、つい買いたくなってしまいます。
さまざまな商品があるため、選ぶのも楽しみのひとつです。
しかし、子供のころは全く見かけた記憶がありません。
太巻きを売っているのすら、あまり見かけたことがない気がします。
そんな恵方巻きが、全国的に流行るようになったのは、いつからなのでしょうか。
恵方巻き流行のきっかけは!
恵方巻きは、1970年代半ばからテレビなどで取り上げられるようになりました。
そして本格的に全国で流行るようになったのは、2000年を過ぎてからです。
コンビニ各社が販売促進キャンペーンを行ったのが本格的なブームのきっかけとなっています。
発祥が関西であるため、現在でも、関東よりは関西のほうが、「恵方巻きを食べる」
という人が多いというデータもあります。
各社のキャンペーンにより、恵方巻きの全国的な知名度は高くなっています。
私が住んでいる東北地方ですら、時期になると多くの広告を見かけます。
さて、我が家で恵方巻きを食べるようになったのも2000年以降です。
そもそも、それ以前は、コンビニ自体も少なかったのです。
今は市内どこにでもコンビニがあり、かなり便利になりました。
そんなコンビニが増えてから、スーパーでも恵方巻きを見かけるようになった気がします。
人数分買うということはなく、1~2本買って、家族で切り分けて食べます。
それも「おいしそう」と感じるものがあった年だけです。
必ず食べる、と決めているわけではありません。
そこまでして「この時期に食べたい!」と思うわけではないからです。
しかし、対策を練っている企業もあります。
ファミリーマートでは、2019年度から、恵方巻きは完全予約制にしたそうです。
これなら売れ残りや大量廃棄を防ぐことができますね。
とても良い方法です。
ブームが早く落ち着いて、問題が生じないようになってほしいものです。
恵方巻きの具材を知ると、いつでも食べたくなる!
恵方巻きは「節分の夜に食べるもの」とされています。
・恵方に向かって、話さず最後まで食べきると願いが叶う
・笑いながら食べる
・目を閉じて食べる
など、地域によってルールのようなものがいろいろあります。
しかし、人によっては、中細巻を食べることもあるようです。
基本的には、7つの具材を使うといわれており、
・かんぴょう
・きゅうり
・伊達巻
・あなご
・しいたけ
などが多くなっています。
しかし、これも、明確なルールが決まっているわけではないようです。
私が住んでいる地域は、海鮮が有名です。
そのためなのか、
・えび
・まぐろ
・かんぱち
などが入った海鮮巻きと呼ばれるものも多く販売されています。
中には、具材が入りすぎて、びっくりするほど重いものもあります。
また、エビフライが入っているものなどもありますよね。
小さい子供がいる家庭なら、そういったものも人気がありそうです。
私が購入するのは、海鮮巻きが多めです。
この時期以外は、やはり今でも、太巻きはあまり見かけません。
恵方巻きは大阪発祥の風習と言われています。
しかし、全体的に、不明確なところが多い食べ物のようです。
スーパーなどで売られているものは、かなり太くて大きいです。
それを1本、一気に食べるというのは、なかなか難しいですよね。
そのため、我が家では最初から切ってしまいます。
もしかしたら、これでは御利益がないかもしれません(^^;)
しかし残念ながら、1人1本は食べられないのです。
無理をして食べたり、余って捨てたりするよりは良いかなと考えています。
縁起物というよりは、季節の風物詩といったところです。
おいしいものを、無理せず、ちょうどよく食べたいものですよね。
さいごに
恵方巻きに限らず、
「季節を感じるような、おいしいものを食べる」
のは、とても良いことですよね。
旬の食材が入っているものは、体にも良いはずです。
家族と一緒なら、恵方巻きのルールを楽しむのも良いでしょう。
大量廃棄の問題は、いつか解決してほしいものです。
ファミリーマートのように、完全予約制とする店が増えれば、少しずつ問題も改善できそうな気がします。
せっかくなら、良い意味で話題になるのが理想でしょう。
あまり細かいことを気にせず、おいしく恵方巻きを楽しめるようになってほしいものです。