桜を見る会がどうでもいい?安倍晋三は国民を騙してから裏切るのに!
- 桜を見る会の議論はどうでもいいと言い張る人らの主張の骨子は?
- 桜を見る会の問題をどうでもいいという人の中には、的外れな主張もある!
- 桜を見る会の問題はどうでもいいんじゃない!将来の日本を占う根幹の問題です。
- さいごに
限りなくおかしな風潮です。 モリカケのときもそうだったと思います。 安倍晋三が率いる行政の不祥事を長く追及すると、必ず出てくるすっとんきょうな論調です。
「その問題はもう飽きたから次行こうよ!」とでも言いたげな主張です。
モリカケのときも、問題の真相には行きつきませんでした。結局、不正の真相は闇の中に葬り去られました。
もうこれ以上、日本の政治が廃れていく経緯は見たくありません。まさに今は正念場だと思います。
今ここで踏ん張らなければ、国民が政治を動かす力学が崩れ去るような気がします。国会議員は国民の代表だからです。
自らが選んだ者たちが、血税である税金を党利党略のために使っていることの真相を明らかにして、政界の膿を出し切らなければ、国民は時の政権に思うがままに操られても異論なし、というスタイルが確立してしまいます。
桜を見る会の議論はどうでもいいと言い張る人らの主張の骨子は?
個人的には、これからの日本の政治の行方にかかる試金石が「桜を見る会」問題だと思います。
しかし、桜を見る会問題をいつまでも国会でしていることを憂える人らもいることは確かです。その主張の骨子とは…
日米貿易協定の承認案、国民投票法改正案の先送り問題など、重要案件を進展させろ!
・・と、これに尽きます。
元衆議院議員の金子恵美氏に至っては、「国は国益にかなうことをしていますか? 国会議員、一人ひとりが胸に手を当てて考えて欲しい」とまで言い切っています。
加えて、金子恵美氏は「世論の中で追及を続けていくのはいいが、国会内では『今後は運営を見直してやる』で話を済ませ、次の段階に進めばいい」との持論も展開しています。
なんか違うと思います。桜を見る会問題をモリカケと同じ結末でいいと言っているのと同じです。将来的に運営を見直せば、税金を使って選挙活動をした問題をチャラにできる、なんてことはないはずです。
金子恵美氏は問題の本質がわかっていないように感じます。
桜を見る会の問題をどうでもいいという人の中には、的外れな主張もある!
高橋洋一氏(嘉悦大学教授:経済学者)は、以下のように主張します。
今年は、1・8万人が参加し、予算は総額5500万円という。一人当たり3000円程度だ。予算の多くは警備や会場費用に当てられるので、お土産代1000円というのは社会的儀礼の範囲だ。地元の後援会の人を招いたというが、交通費はそれぞれが負担すれば法的な問題はない。
筆者のように数字ばかり見る人間にとって、5500万円の予算を野党が一斉に「税金の無駄遣い」と非難するのは、会計の重要性原則からみれば的外れだ。
引用:講談社「現代ビジネスプレミアム」
この考え方の骨子は、大した額じゃないから問題するに値しないというものでしょう。
釈然としません。
額は大したものではないかもしれませんが、税金が一つの党の後援者、反社、マルチ商法のボスの酒食に使われたのです。もちろん、会の趣旨を没却する形で。
「桜を見る会の私物化」と報道されていますが、自民党のために税金が私物化されているのです。
税金はそもそも国民のために有益に使われなければなりません。もちろん、平等に還元するという意味ではありません。公益のための有効活用が大前提となります。
その税金が一党の私利私欲のために、我がの党を宣伝鼓舞するために無駄に使われたのです。税金を使った自民党の選挙活動と同義だと考えます。
こんなのが政治の在り方なんでしょうか?
あまりに露骨で情けないですね。また、国民を愚弄するにも程があります。
事実を伝えたら小学生でも理解できることです。小学生からも疑問の声が出ることでしょう。子供に今の政治状況を伝えるとしても恥ずかしい限りですね。
税金使っちゃったけど、大した額じゃないからいいよね!なんてことで済む問題ではないことは明白です。
桜を見る会の問題はどうでもいいんじゃない!将来の日本を占う根幹の問題です。
桜を見る会の問題がナアナアで終わることを怖れます。
日本の議会制度に何の期待もできなくなるからです。議会本来の姿を取り戻すべきです。
これ以上、安倍晋三の暴走を許すと、国民は政治に期待しなくなります。投票率が10パーセントくらいでは議会制民主主義の崩壊につながります。
少数の支持しかない、独裁政権が誕生しても不思議ではありません。
「桜を見る会」問題はくだらない、と思う人がいるなら、そのために、ここまで国家の制度をぶち壊し、官僚を始めとする周囲に犠牲を強いて逃げまくる人物が首相であることの危険を考えるべきだろう。もっと大きな危機に際しては、自分が助かるためには、どんな犠牲をも国民に強いることになる。
— 平野啓一郎 (@hiranok) December 3, 2019
何をやっても、「逃げれば勝ち」の国になっていいのか? 国の将来を真剣に考えるべき。結局、アベノミクスの失敗も、外交の失敗も、すべて「逃げれば勝ち」になるだろう。 https://t.co/DIHbntFF67
— 平野啓一郎 (@hiranok) December 3, 2019
「総裁選で安倍さんが比較的弱い地方の支持を得るため、京滋を含む全国の都道府県議を招待したのだろう。首相という立場にありながら、自民党という一政党の選挙のために税金を使うのはあり得ない」(立命館大・上久保教授) https://t.co/QpbhYGphZf
— 平野啓一郎 (@hiranok) December 2, 2019
生活保護不正受給(実際は保護費総額の0.4%に過ぎない)を公金流用の視点から受給者を追及された片山さつき大臣には、桜を見る会の「公金流用」問題に関しても、政府追及の主導的な役割を果たしていただきたい
— たけたけ (@taketake1w) December 1, 2019
さいごに
もうモリカケのような幕引きはご免です。
国民を欺くのはいい加減にやめてはどうでしょうか?国民はそれほどアホに見えるのでしょうか。
日本中が怒っているんです。
桜を見る会問題では、何が何でも真相が明らかにされんことを願います。
国民の手に政治を取り戻しておかないと、日本の未来はないように思えます。国民不在のまま、国民が時の政権に忠誠を誓うような世にならないことを祈ります。