3歳の女の子がトイレトレーニングを始める条件とやる気の出し方★
子育てで大きな課題の1つとも言えるトイレトレーニング。 あなたも悩んでいるお母さんの1人ではないでしょうか?
私も、1人目で大変苦労したのを覚えています。 初めてで何もわからない子育てであったため仕方がなかったのですが、失敗だらけのトイレトレーニングでした。
そんな失敗談を交えて、私がどうトイレトレーニングを進めていったのかをお話ししますね。
トイレトレーニングの始め方には条件があります
トイレトレーニングを始めるには、4つの条件があります。 ただ、〇歳になったから始めようというものではありません。 トイレトレーニングを始めるのは、どんなことが必要なのでしょうか。
1人でトイレまで行ける
これは、1人歩きでトイレに行くことが出来るかどうかということです。 「トイレ」という場所を知っていて、1人で歩くことが出来るならこの条件はクリアです。
コミュニケーションが取れる
会話までは出来なくてもいいのです。 こちらの言うことを理解して、首を縦に振るか、横に振るかで表現が出来ていればOKです。
おしっこの間隔が空いている
だいたい、2時間くらい空いていたら準備は出来ていると考えていいでしょう。 どうやって把握するのかは、オムツを新しくしてからどれくらいで出ているかをチェックすればわかりますよ。 夏場で家の中であれば、オムツのままで遊ばせておくとすぐにわかっていいかもしれません。
だいたい、上記の3つが揃えばトイレトレーニング開始時期だと言えます。 しかし、私はもう一つ必要だと思っています。
本人のやる気
いくらトイレトレーニングを開始できるくらいまで成長していても、本人のやる気なしでは、全く進みません。 やる気があるかないかで、ずいぶん変わってきます。
私のところは早生まれで幼稚園入園が迫っていたこともあり、2歳8カ月頃に、まだおしっこの間隔も全く空いておらず、本人のやる気なんてあるわけがないまま、無理やり始めてしまいました。
トイレトレーニングを始めた理由は、まさに成長の度合いなど置いてけぼりで、ただ幼稚園のためでした。
こちらがそんな調子ですから、本人もやる気が出ないままだらだらと日にちだけが経ち、結局幼稚園でのトイレの失敗は終わることなく、年中まで続くことになってしまいました。
本人のやる気さえあれば、私の2人目の子供のように、1日で外れたりするのです。
とても、「やる気」というのは大切なことなのです。
3歳の女の子がトイレトレーニングをするときのやる気の出し方
先ほど、「やる気」が大切だと言いました。しかしこれは、成長を待つのと同じではなく、待っているだけではやる気は出ません。
前述しましたが、「1人でトイレに行ける」「コミュニケーションがとれる」「おしっこの間隔が空く」の条件がそろったら、こちらからやる気が出るように、働きかけることが必要です。
3歳くらいの女の子にピッタリの、トイレトレーニングのやる気の出し方をお話しましょう。
トイレを可愛くしましょう
女の子は可愛いものが大好き。 「行きたい」と思わせることが重要です。
トイレカバーやスリッパを子供の好きなキャラクターにしたり、補助便座を子供に選んでもらったり、トイレに届くように必要な踏み台を可愛くしたりしてみましょう。
壁に貼ってもいいテープを用いて、ポストカードを貼ったり、包装紙を貼りつけて可愛くするのもいいかもしれません。
オモチャを置いてしまうと、「トイレは遊ぶところ」となってしまうので、あくまでトイレを飾るという認識で、やってみてくださいね。
かわいいパンツを買う
もちろん、パンツも可愛くしてあげましょう。
「パンツ」ではなく、「お姉さんパンツ」と呼ぶと、お姉さんに憧れる女の子は喜んで穿きますし、汚れるのを嫌がるかもしれません。
興味をもたせる
トイレに興味を持つことも必要なことです。
3歳くらいの子のための、トイレのお話の絵本がたくさんあります。 図書館に行って、探してみてください。
いい絵本を見つけて買うのもいいですし、図書館のトイレの絵本をたくさん借りるのもいいでしょう。
また、女の子はおままごと遊びが大好き。 おままごとの中に、トイレに行くというエピソードを盛り込んでみるのもいいかもしれません。
お姉さんと一緒にトイレに行く
女の子は、お姉さんに憧れることが多くあります。 そして、女の子は周りを見て真似ようとするところがあります。
近所の子、姉、親戚のお姉さんなど、少し年上の子と一緒にトイレに行くと、「私も一人でしたい」と思うかもしれませんよ。行っている姿を見せるだけで十分です。
お姉さんになると、1人でトイレに行くんだよということがわかればいいのです。
褒める
褒めるというのは、どんな子育てでも大切なことですよね。 褒められて嫌な気持ちにはなりません。
最初のうちは、トイレに入っただけでも褒めましょう。
トイレトレーニングは、例え失敗しても、褒めましょう。 失敗するとつい責めてしまいがちですが、とにかく褒められるところを探して褒めるのです。
叱ってしまうと、トイレトレーニングの条件である「やる気」がなくなってしまいますからね。
さいごに
先ほども言いましたが、私は幼稚園が始まるという、親の都合だけでトイレトレーニングを始めてしまいました。 そうすると、ただ焦ってしまい、やる気にさせようなんていう思いも吹き飛び、挙句に褒めるどころか責めっぱなしという事態になってしまいました。
トイレが1人でできるようになるのは、子ども本人です。 本人がやる気にならなければ、出来るはずがないのです。
焦らずに、子どもに合わせてあげてください。
やる気になればこっちのものです。 子どもがやる気になれば、あまり苦労もせずあっという間に出来るようになります。
私の様に、幼稚園が控えていたりという事情はあると思います。 しかし、焦るとだめです。 いつまでも1人でトイレができないなんてことはありませんからね。
トイレトレーニングをして親子で涙するより、笑顔の方がずっといいと思いますよ。