着物を普段着にしたいけどカジュアルに着て楽しむための方法☆
着物は好きですか?
「着物は持っているけれど着る機会がない」という人も多いですよね。
確かに、着物を着る機会といえば、 ・結婚式や結納 ・入学式や卒業式 などが一般的です。
そんな晴れやかな着物をカジュアルで着られたら楽しいですよね♪ そこで普段着として着物を楽しむことについて紹介します。
着物を普段着にしたいけどコーディネートの楽しみ方は無限にありそう!
我が家では、着物は身近な存在です。 たとえば今も、母親が着物で家の中を歩いています。
なぜなら彼女は着付けの先生の資格を持っているからです。 教室などは開いていません。 それでも身内に頼まれれば着付けをすることもあります。
そういう環境だったため私も着物が大好きです。 子供のころは、よく帯結びの練習台にされていました。
面倒だと感じることもありました。 それでも、着物自体は子供のころから変わらず大好きです。
私は、新年会などには着物を着るようにしています。 また、友達と集まり、着物姿で写真を撮って遊ぶこともあります。 特に出かけるわけではなくても、普段と違う装いをするだけでも楽しいものです。
正装として着られるものは、主に正絹の着物となります、 しかし普段着なら、素材は特に気にする必要がありません。 普段着なら、洗濯機で洗えるポリエステルやウール、木綿などの着物がおすすめです。
お振袖などは普段着には使いづらいですよね。 そこで普段着用の着物を用意するのもおすすめです。 ポリエステルなどの着物なら価格も手ごろです。
好きではあるものの、私は着物について詳しくありません。 それでもコーディネイトをするのは好きです。
「実際に合わせたら思ったより良かった!」という経験も数えきれません。
ぜひ、手持ちのアイテムを組み合わせて着物を楽しんでみましょう。
着物を普段着として楽しむときに注意したいこと
夏場は浴衣を楽しむ人も大勢います。 浴衣姿の写真をSNSで見ることも少なくありません。
そんなときに気になることがいくつかあります。 そこで、「普段着として着物を楽しむときに注意したいこと」についてちょっとだけ紹介します。
あわせ
着物や浴衣の「あわせ」が、稀に「左前」になっている人がいます
。 気が付いてもすぐに直せないため注意しなくてはなりません。
正しい和装の前合わせは「右前」です。 合わせた部分に右手が差し込める状態が正解となります。
もしかしたら、 「決まりかもしれないけれど面倒くさい。古い考え」 と思う人もいるかもしれません。
それでも「あわせ」だけは気を付けておきましょう。 なぜなら、「左前」は、仏式のお葬式で「亡くなった人が身につける着物」の着付けかたとなるからです。 左前は縁起が悪いといわれ、避ける決まりになっています。
左前にならないよう、自分で着る時や友達に着せてもらうときは気を付けましょう。
スマホでの自撮り
正しく「右前」で着付けても左前に見えてしまう、ということがあります。 それはスマホで自撮りをしたときです。
自撮りは鏡のように反転するので「左前に見えてしまう」というわけですね。 もちろん正しく着ていれば問題はありません。
とはいえ、あとから写真を見た時に、 「あれ、左前だったかも」 と思ってしまうかもしれません。
そのため写真が反転のまま保存されるときは直しておきましょう。
車に乗るとき
着物を着たあと、車に乗るときは少し注意が必要です。 なぜなら車に乗るときに足を開いて乗ると、着崩れの原因となるからです。
また「うっかり汚した!」ということも起こりやすくなっています。
文字にすると少し分かりづらいかもしれません。
少なくとも「お尻から車に入る」というのは覚えておくと便利です。
慣れればスムーズに車に乗ることができるようになります。 座るときは帯がつぶれないよう、浅めに腰掛けましょう。 また、袖が車や地面について汚れないように気を付けてくださいね。
さいごに
着物は素晴らしい日本の文化だと感じます。 色や柄もうつくしく、大変魅力的です。
しかし「正装」というイメージが強いのも確かです。 また着るのに手間もかかってしまいます。 そのため日常的に着る人が少ないのも仕方ありません。
とはいえカジュアルな着こなしをする人も増えています。 SNSでは洋服と組み合わせて可愛らしく着こなしている人も見かけます。
最初は敷居が高いと感じるかもしれません。 しかし慣れれば気軽に着られることでしょう。 ぜひ着物をカジュアルに着てみてはいかがでしょうか。