殻付き銀杏の食べ方はフライパンで煎るだけで簡単で絶品のおつまみ♪
ロマンチックな秋のイチョウ並木☆
背の高いイチョウの並木が
黄金色に色づきます。
足元は
黄色い葉っぱのじゅうたんで
おおわれて
まるで黄色い
トンネルのようです!
各地で10月頃から
少しずつ色づくイチョウは
11月にピークをむかえます。
300メートル続く
11月下旬から12月上旬が
見ごろだそうですよ。
多くの植物には
「雄しべ」と「雌しべ」が
あるのに対して
「雄の木」「雌の木」と
別々に存在する植物を
「雌雄異株(しゆういしゅ)」と呼ぶそうです。
「雌雄異株」は意外と多くて
イチョウの他に
ソテツ、モクセイ、クワ、ヤナギ
月桂樹、カツラなどにも
「雄の木」と「雌の木」があります。
イチョウの
「雄の木」と「雌の木」を見分けるには
葉の形が違う、という俗説がありますが
実際には、4~5月頃
「雄花」か「雌花」が咲くまで
オスかメスかは分かりません。
イチョウは
「スギ」や「ヒノキ」のように
風で花粉が運ばれて受粉します。
周囲にまったくイチョウの木がなくても
数キロ離れた所から
風で運ばれてきて受粉するそうです
なんだかロマンチックだと思いませんか?
そしてもちろん
「雌の木」の下にだけ
熟した銀杏の実が
落ちています。
人通りの多い並木道で
落ちている「銀杏の実」を
拾うのは少し勇気が
いるかもしれませんが
美味しいと分かっていて
拾わないわけにはいけません!
もし「銀杏の実」を拾われる場合は
軍手かゴム手袋を
はめて作業してください。
あの「銀杏」の臭いのもとでもある
「酪酸(らくさん)とペプタン酸」という物質に 肌の弱い人が直接さわってしまうと 炎症をおこしてしまう可能性があります!
失敗しない!フライパンで銀杏を煎る方法
まず下準備をするときには
拾うときと同じく素手でさわらず 軍手かゴム手袋をはめてください。
煎った銀杏の殻を取り、美味しい塩をちょこっと付けて食べてみてください。
秋の香りがしますよ^^ また、最高のお酒のつまみです。
おすすめ銀杏レシピ!
銀杏のブラックペッパー炒め
- フライパンにオリーブオイルを敷いて熱します。
- 「煎った銀杏」を入れて1分ほど炒めます。
- ブラックペッパーと塩をふったら完成です。
オリーブオイルと塩の組み合わせは鉄板です。それにブラックペッパー が加わるのですから、簡単なのにとても美味です。
銀杏と小エビのアヒージョ風
- 小鍋にオリーブオイルを多めに敷き ニンニクと鷹の爪、塩コショウを少し加えます。
- オリーブオイルを熱して 一口大に切った「エリンギ」と、背わたを取った「小エビ」 「煎った銀杏」を加えます。
- 5分ほど弱火で軽く炒めたら完成です。
熱々をワインと一緒にいただきたいですね^^
まとめ
「銀杏」は栄養素が多く含まれ 「漢方薬」としても親しまれてきました。
「咳止め」や「滋養強壮」 などに効くとされています。
タンパク質や鉄分、 ビタミンB1、ビタミンB2などが含まれ 栄養価のとても高い食べ物 だと言われています。 しかし一方 食べ過ぎると「中毒」を引き起こす可能性があります。
原因は「銀杏」に含まれている 「メチルピリドキシン」が 体内のビタミンB6の 働きを妨げるためです。
つまり「銀杏」を食べすぎると 「ビタミンB6欠乏症」 の状態になることを意味しています。
「ビタミンB6」が欠乏することによって
などの症状が出る可能性があります。
報告されているものでは、 中毒になった人が食べた「銀杏」の個数は
子供で7個 ~ 150個
成人で40個~ 300個
と個人差があります。
これは日頃の 「ビタミンB6」の摂取量の違い が関係しているそうです。
ほんのり甘くて、それでいて適度な苦みのある
美味しい秋の味覚「銀杏」ですが
食べ過ぎには注意が必要なようですね。
もし「銀杏」を食べて 体調が悪いと感じたら、すぐに病院にかかることを おすすめします。 [blogcard url=”https://discovery-japan.biz/archives/320”]