Ilovecats blog

疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

お花見は近所の桜でも子連れで丸一日楽しめるけど朝昼晩の実践体験!

桜の名所を求めてお花見に出かけたり、美しい桜を訪ね歩くことを「桜狩り」と言うのだそうですが、お花見って本当にワクワクしますよね♪

私が住んでいる関西にも、もちろん桜の名所はたくさんありますが、ちょっとした外出の際に通りがかった何でもない公園でも桜の木々たちは本当に華やかで、そんな時にはいちいち感動して立ち止まっては、しばらく桜を見上げている…と、そんな感じです♪ そうなんです。飛び切りの名所に出かけなくても、感動を与えてくれるのが桜ですよね。

毎年のように東北に住んでいる友人からメールをもらうんですが、「こちらはあと2週間は経たないと咲きそうにない」なんて書いてあるのが常です。私の周辺が葉桜になった頃に、その友人を思い出して『いいなぁ、これからお花見できるんだ!』と羨ましく思うのも毎年のことです。

さて、私があるときに行ってきた子連れお花見丸一日体験談をお伝えします。

いざ、桜を見にゆかん!

日本人たるもの、桜を見なければ春は始まらない! 年々そのような想いが強まりゆくのはなぜでしょうか? 単に年のせい・・?

とにもかくにも、満開の桜をこの目で確認し眺めなければ、何だか心底「春」を味わえた気がしてこないという気分になります。きっと、この感覚は私だけではないはずです!

そして私は家族と共にお花見へと繰り出したわけなのですが、その日も朝から自宅マンション前の公園に咲き乱れる沢山の桜の花々の様子がベランダ越しに目に入り、もうそれだけでワクワク・ソワソワと落ち着かなくなってしまいました。

次の瞬間にはもう、『お花見に行くよっ。』と、起きかけたばかりの子どもたちに言い放って、いそいそと一人勝手に、台所にて花見弁当を作り始めたのでした♪

そんな華やぐ気持ちを昼過ぎまでおとなしく抱えながら、自宅で家事をこなすということなど、もうどうしたってできそうにありません!

(完全に桜に憑りつかれているなぁ。。)と、自分の子どもっぽさを完全に桜のせいにして、化粧をするのももどかしく(日焼け止めだけは何とか塗りたくった◎)、顔も洗っていない子どもたちを先導し、近所のコンビニへと走ったのです!

そして朝食を厳選♪バナナに食パン、スライスチーズをカゴに入れ、特別に「朝アイス」をご褒美(?)代わり。

こうして、桜を愛でる前からもう興奮して騒ぎ立てる子どもたちよりも更にギャーギャーと叫びつつ期待に胸躍らせながら、自宅前の公園目指し、コンビニを出ました。

朝食・昼食・夕食と一日お花見ざんまい!

一瞬で公園へと到着し、目星をつけておいた桜の大木の下に陣取り、シートを広げて早々にお花見朝食の開始ぃ!

私はお酒は一滴も飲めないので、自宅で沸かしてきたジャスミンティーを持参のマグカップに注いでフゥフゥ冷ます…と、もうそれだけの行為で充分に“場の雰囲気”に酔ってしまい、良い気分になって鼻歌なんぞ歌い出す始末です^^

4人の子どもたちもそれぞれに、時間をかけて選び抜いたアイスで口の周りを汚しながら、お花見になのか朝アイスの特例になのかはわかりませんが、とにかくニコニコと愉しそうにしておりました♪

そしてバナナとチーズを乗せただけの食パンサンドへと行き着く頃には、段々と公園も近所に住む子どもたちや犬の散歩に訪れた人々で賑わい始め、いちばん上の小学校の娘のお友達の姿もちらほら。

娘のお友達にも簡易サンドイッチの残りを食べてもらい、持参したサッカーボールやバドミントンなどで適当に体も動かしながら、お昼近くまで同じ公園で過ごしたのでした♪

2軒目は川沿いの桜並木道へと連続でGO!GO!

自宅目の前の公園と娘のお友達に別れを告げ、続いて我が家一行が向かったのは、ママチャリをこいで5分ほどの距離にある、川沿いに続く桜の並木道♪

ここは私たち家族が住む地域の隠れた桜の名所で、桜の時期になると沢山の家族連れやバーベキューを楽しむ大学生グループなどで賑わう、近隣住民にとってはお馴染みの場所◎

この日も多くの人でごったがえしていたものの、運良く並木道が途切れる端っこに何とかスペースを確保し、シートを敷きお花見昼食を『いだだきまぁす!』^^

朝イチから仕込んだお弁当の中身は…☆ ●梅×おかかおむすび(あぶった海苔付き)♪ ●生姜醤油を効かせた唐揚げ♪ ●チーズ入り厚焼き玉子♪ ●いちご(特別に2パック)♪

野外で食べるお弁当なので、ちょっと味付けは濃い目で仕上げました! ハァ~、それにしても♪ 川のせせらぎを聴きながらのお花見と手作りのお弁当♡ 晴れ渡った空の青さと桜のやさしい薄ピンクの組み合わせに、心底癒されまくった、この上ないスーパースペシャルランチタイムとなりました!!「母ちゃん幸せ♡」と何度も感じられたひとときでした(涙)

お弁当を食べ終わったあとは、川に石を投げたり足先を浸けたりして存分に川沿い空間を遊び尽くしましたよ♪

3軒目はまたもや自宅前の公園へGO-BACK!

この日、朝食・昼食とあまりに素晴らしいひとときを過ごしまくり、もはや「普通に帰宅し夕飯を作る」という、至極当たり前である選択すらできないような、まるで夢見心地のような状態になってしまってい私です。

またもや、(桜がきれいなのは今のうちだから…)(こうなったら夜桜まで満喫し切りたい!)と、『せっかくだから夜は父ちゃんも呼んでお花見しよっか!』と、“鶴の一声”ならぬ、お得意の“母ちゃんの戯言(ざれごと)”を発し、勝手に夜桜見物を決定!

その日の夕飯には、以前から気になっていた、某有名宅配ピザチェーン店の新作である、ピザを食べやすくホットサンド状にしてくれてあるものを、1人一個ずつ、またもや特別に注文!

1日の仕事を終えてきた父ちゃんも間もなく合流し、父ちゃんからは全員に好きな自販機のジュースも振る舞われ、街灯に照らされた夜桜の下、とてもリラックスしたお花見夕食となりました♪

5歳の息子が、『ママ、寝転んでごらん!気持ちが良いよ!』と何度も勧めるので寝転んでみると、桜の花と花の間から、空に輝くお月様が♪

敷いたシートからは、暖かかったこの日1日の体の火照りをスーッと冷やしてくれるような心地の良い冷たさが伝わってきて、何だか1日を通して「春」という季節からかなりのパワーをいただけたなぁと感じられた、本当に素晴らしいサイコ―な瞬間でした!

何度もしつこく寝転ぶことをオススメしてくれた息子に感謝でした! (いつも怒ってばっかでゴメンネと真剣に思った母ちゃんでした!滝汗)

お花見という素晴らしき季節行事よいつまでも♪

昨今では、日本文化であるお花見に関しても随分と国際的な理解や認知度も高まっていて、この間も友人の知人であるドイツ人の男性たっての希望で、お花見をご一緒してきたのでしたが♪

その男性曰く、『日本のお花見を是非とも体感してみたかった!』とのことで、花を愛でるために飲食をするというこの発想とは日本独自のものなのだそうですね!

お土産にと気張って日本自慢の「おいなりさん」と「お赤飯」を手作りして振る舞ってきた私でしたが、ドイツ人男性はとても喜んでくれ、大いに頑張った甲斐がありました^^

何より、息を飲むような桜の美しさに魅入られるのは世界共通なのだとわかり、本当に日本人として嬉しい、誇らしい気持ちになれましたよ♪

さて、それではもう一度、丸一日お花見を敢行してきた出来事に話を戻しますが、その日はもちろん、丸一日洗濯物も放置・・家事をしなかったことも、もちろん「花疲れ」ということにして、逐一桜にお世話になりっぱなしだった、絶好調な一日でした。

そして毎年思います。桜よ、どうかこのまま散らないで~(笑) でも、桜は散るからこそ翌年の楽しみがあるんですよね。

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