小学生の子育てが辛いし疲れるのは本当だけどちょっとでも楽するには?
イヤイヤ期や幼児の頃はとても手がかかって大変… 辛くて涙ぐむことだってありました。
でも小学生にもなれば、一人ですることばかりで手も離れて楽になれる♪ 早く小学生にならないかな・・なんて思っていた人は少なくないと思います。 私もその一人でした。
しかし、とんでもない。 もしかすると、小学生になる前の方が楽だったと思うこともあるんです。 どう考えても手が離れるのに、どうして小学生の子育ては辛く感じるのでしょうか。
小学生の育児が辛い理由とは!
状況により理由はさまざまですが、小学生の育児が辛いと感じる理由を考えてみました。 当てはまることはありませんか?
言うことを聞かない
小学生にもなれば、自分ですることが増えた分、「○○しなさい」という声掛けをする機会が増えるものです。 しかし、「はい」とすぐにする子はまずいないのです。
そもそも、返事をしないですからね… 服は脱ぎっぱなし、物は出しっぱなし、ゴミを捨てない、時間を守らないという繰り返し。
何も聞いてもらえない。どうしたらいいの?と、しんどくなってしまうのです。 自分で簡単に出来ることだからこそ、やってくれないことにイライラしてしまいます。
もうこれは、小学生あるあると言ってもいいのかもしれません。
反抗的
小学生ともなれば、言うこともいっちょまえ! 生意気に言い返されたりしてしまいます。
すると、ついこっちも言い返してしまいますよね。 ですが、残念なことに、親にワーワー言われると、ますます反抗的になってしまうものなんです。
親としては、我が子のために必死なのに、なにも伝わらずげんなりしてしまいます。
習い事に振り回される
小学生になると、勉強や趣味や運動系等、なにかしらの習い事をしていることが多くなります。多い子でしたら、毎日習い事をしているなんていうケースもあります。
高学年にもなれば一人で行けるのかもしれませんが、少し距離があると送迎をする場合もあります。 高学年であっても、終わるのが遅く外が暗くなるという場合だと、絶対的にお迎えが必要になります。
子どもが2人以上いて、習い事も違うともなれば、毎日のように習い事の送迎です。 習い事に振り回されているなーと感じ、体力的にも辛くなります。
勉強が気がかり
小学生の勉強は、後々に影響も与えます。 我が子はちゃんと授業についていけているだろうかと、気になるところ。
返却されたプリントや宿題の様子等からそれを判断したり、実際に子供に聞いて理解しているのかを確認してみたり・・。 全くの放置というのは、心配でなかなかできないものです。
家事等で忙しい中、勉強を見るとなるとちょっと大変ですよね。
学校生活が心配
学校へ行くと、嬉しいことも辛いことも悲しいことも、色々経験しますよね。 自分が子どもの頃を思い出してみても、それは簡単に想像が出来ます。
我が子は、辛いことを乗り越えられるかなと心配になります。 すぐに話してくれるような子だと安心ですが、あまり話さないような子だと尚更です。
また、友達とのケンカや嫌なことを言われた等の友達関係での相談をされると、うまくいったかなとソワソワします。 その場にいるわけでもなく、先生が把握しているわけでもないので、幼稚園や保育園時代からすると、はっきりしたこともわからず、ヤキモキ。
親にとって、学校生活の心配は見えない分だけ精神的に辛くなるのです。
小学生の辛い子育てをどう乗り切る?
辛いと思っていても、育児をやめることは出来ません。 なんとか乗り越えなければなりません。 どうすれば、辛いと感じてしまう小学生の育児を乗り切れるでしょうか?
ルールをゆるくしよう
どうしてもあれをしなさい、これをしなさいと、色々言ってしまいますよね。 もう小学生は、言うことばかり聞いてはもらえないと思いましょう。
我が子を思うからこそではあっても、あれこれ言ってしまう境界線をすこし下げてみてはどうでしょうか。 子育てに力を入れて一生懸命するのに、子どもに伝わらないと思うからこそ、思い通りにいかずしんどくなってしまうのです。
「○○させなければ」と思うのではなく、「○○してくれたら嬉しいのになー」というくらいに思って、声をかけてみましょう。 しつこく言うと、反抗もされるので、まっいっか~と思うようにしてください。
子どももそんなきっちりは出来ないものです。 すぐに動かないだけで、子どももわかっているはず。
軽く声だけかけて、しないといけないものだということだけは伝えておきましょう。 自分の中でのルールをゆるくすると、少し楽になりますよ。
私の場合は、宿題をしなければいけない、ご飯やお風呂もしなければいけない、早く寝かせないといけないと思って、急いでいるのになかなかしてくれないという毎日で疲れていた時期がありました。
しかし、睡眠時間をしっかりとりたいという自分のルールをゆるくしてみたのです。 寝る時間を1時間遅くしてみたら、子どもにとっての好きな時間もとれて、私自身にも余裕がもてました。
子育て、色々思うこともありますが、少し力をぬいてみてはどうでしょうか。
とにかく褒める
人は嬉しいことを言われて嫌な気持ちになることは、まずありません。
子どもだって同じです。 どうしても、気になったことばかりになりがちですが、とにかく褒めまくりましょう。
褒めてくれると、子どもも言うことを聞こうと思います。 反抗も少なくなるのではないでしょうか。
話を聞いてあげる
くだらないと思える話でも、出来るだけじっくり聞いてあげるようにしましょう。 どうでもいい話もちゃんと聞いてくれる。これがとても大事です。
普段、たいした話もしない人に、相談なんて出来ません。 普段から聞いてあげているからこそ、なにかあった時に話してくれるのです。
そんな時は、否定的な話はあまりせず、まず共感してあげることが大事です。 もし、間違った考えであっても、まず気持ちをわかってあげましょう。
気持ちをわかってくれる。 ちゃんと話を聞いてくれる。 この2つが重要です。
さいごに
私も予想以上に小学生育児が大変で、毎日頭を悩ませています。
あまり自分を追い込まずに、余裕がもてるようにしましょう。 それには、リフレッシュするのもいいかもしれませんね。
そして、子どもとのコミュニケーションを増やしましょう。 その時に、褒めるように心がけてみてください。 辛いと思うのは、我が子が大切な証拠。 楽しい毎日を親子で過ごすことができたらいいですね。