ルドルフの岐阜への帰還方法第2弾!イッパイアッテナが考えたネコのヒッチハイク!?
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岐阜市に帰りたいルドルフ!イッパイアッテナは、ある名案を発見しました。それは商店街が主催する岐阜市へのバスツアーにルドルフが潜り込むという作戦でした。でも、決行日に、あるアクシデントがあって、その作戦は実行できませんでした。
イッパイアッテナはルドルフのために第2弾の帰還方法を考え付いたのです。
イッパイアッテナが考えた、ルドルフの帰還方法はネコのヒッチハイクでした!
文字が読める博識なネコ・イッパイアッテナがとんでもない名案を思い付きました。ルドルフもイッパイアッテナに教えられてだいぶ文字を読めたり書いたりできるようになりましたが、やはりイッパイアッテナの深い思慮にはかないません。
映画ノベライズ版によると
イッパイアッテナは立ちどまって、こたえた。 「きいて、おどろくなよ。岐阜までいっぱつでいく車ってのは、めったにねえんだ。あっても、なかなか見つからない。だが、岐阜へつながっている高速道路を走って、ここにくるトラックを見つけたんだ。」
最初、イッパイアッテナはルドルフを送り届けるつもりでした。しかし・・・
「あとは、このタイガー・イッパイアッテナ先生がおまえを引率して、岐阜までしっかり送りとどけてやるからな。」 ブッチーとわかれ、神社にもどるとちゅう、ルドルフは立ちどまった。 それに気づき、イッパイアッテナも立ちどまる。 「どうした、ルド?」 「あのね・・・。」といってから、ルドルフはいいにくそうに、いった。 「ぼく、ひとりで帰る。」 これには、こんどはイッパイアッテナがびっくり!
ひとりで帰ると決めたルドルフはあることを猛勉強しました!
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東京から岐阜への直通のトラックなんて、その運転手に聞かない限り、トラックを見ただけでは絶対にわかりませんし、直通のトラックなんて、そうそうあるわけがありません。ルドルフは文字は読めますが、当然に人の言葉は話せません。
ルドルフが岐阜へひとりで帰るために必要な知識とは?
イッパイアッテナがとおりすぎる車を目で追いながら、いった。 「いいか、ルド。金物屋にくるトラックにのればすぐに帰れるわけじゃねえ。そのトラックが岐阜からきてるわけじゃねえからな。とちゅうで、のりかえが必要だ。車をうまくのりかえるためにはな、見なきゃならねえものがある。車には、ナンバープレートっていって、文字と数字が書かれているものが、前とうしろにくっついている。」
ルドルフがネコのヒッチハイクを成功させるためには・・
「あ、そうか!」 「そうだ。ナンバープレートに書かれている地名をしっかり見て、岐阜にいきそうな車にのるんだ。だから、そっちのほうの地名をおぼえるんだ。それから、東名高速道路のインターチェンジとか、パーキングエリアの名前と場所もおぼえなきゃならねえ。」
ルドルフは、小学校の図書室で、交通の図鑑とか地図でたくさん勉強しました。
岐阜までたどり着いたルドルフを待っていたものとは・・
イッパイアッテナの名案とルドルフ自身の勉強の甲斐もあって、ルドルフはなんとかリエちゃんのいる岐阜市にたどり着きました。でも、悲しい現実が待っていたのです。
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