ためしてガッテン2月17日の実録です!鼻づまり解消・なおす方法とは?
2月17日のためしてガッテンでは、鼻づまりをスッキリさせる方法が紹介されました。
まずは、お手軽に鼻詰まりを止める方法として、詰まってる鼻とは反対の脇にペットボトルを20秒挟むだけだと紹介がありました。すぐに試せるユニークな方法ですね(^^)
鼻づまりの正体とは?
鼻づまりは、鼻甲介(びこうかい)というヒダの腫れによって起きるそうです。
鼻甲介が腫れていればいくら鼻をかんでも鼻づまりは続きます。
鼻づまりに悩んでいない番組ADの一日の鼻通りを計測すると、朝と夕方は鼻通りがよいなど1日のうちに何度も変化があることがわかりました。
鼻甲介の役割とは?鼻づまりは、あってよかったんです!
鼻甲介(びこうかい)は、肺が呼吸しやすい温度と湿度に空気を整える働きがあります。そのため、鼻を使わない呼吸を続けると口にダメージがきます。
そもそも口呼吸を続けると口臭の原因にもなりますね。
その他にも鼻甲介(びこうかい)は、外から入ってくるゴミを粘膜で捕まえて肺への侵入を防いでくれます。
ここがポイントですが、鼻甲介(びこうかい)は腫れることで空気の通りを減らし休憩していると考えられていて、左右交互に腫れて休憩をとっているそうです。これを医学用語で「ネイザルサイクル」といいます。
鼻甲介(びこうかい)は休憩をとることで、その優秀な機能を発揮しているんですね!
1日のうちの自分の鼻通りを観察すると、両方の鼻の通りが全開ということは、ほとんどないと思います。意識すると左右で鼻通りのよさが逆転することが実感できるはずです。
注意が必要です。点鼻薬の落とし穴!
優秀な鼻甲介は細菌やアレルギーに多く触れると過剰に反応して左右とも腫れてしまうことがあります。こうなると相当息苦しい鼻づまりとなってしまいます。
そんな状態を解消してくれるのが点鼻薬ですが、意外な落とし穴があります。 長年鼻づまりに悩まされていた方が点鼻薬の使いすぎで慢性的な鼻づまりとなっていました。しかし、使用をやめると約半年で鼻づまりが治ったそうです。
点鼻薬は血管収縮剤が入っていてこの作用によって一時的にふくらんだ鼻甲介を縮ませ、鼻通りがよくなります。
しかし、点鼻薬を使い過ぎると血流が悪くなって、周りの組織が変性してしまい、余計に鼻甲介が膨らみ鼻づまりに苦しむことになるのです。これを薬剤性鼻炎といいます。
必ず用法・用量をきちんと守ることが肝心です。
毎日できる、痛くない鼻うがい!
インドヨガの講師ニシューさんから、インドヨガに伝わる鼻うがい「ジャラネティ」という方法が紹介されました。
「ジャラネティ」とは、インドヨガ流の鼻洗浄のことです。ネティポットという急須に似た器具を使って行います。
⇒ジャラネティについては、こちらのサイトがとてもわかりやすいです。
※鼻うがいは必ず生理食塩水(1リットルの水に9グラムの食塩の割合)程度の塩水でやってくださいね。塩を入れないと、あのプールでのツーン現象が起きてしまいます!生理食塩水なら浸透圧の関係で痛くないんです。