ライザップ流の食事方法である糖質制限食の由来は?
ライザップ流の糖質制限食の根源はどこから来たのでしょうか?
糖質を制限するダイエット法は、2008年にアメリカのもっとも権威ある医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』で発表され、その後欧米ではカロリー制限に代わり、ポピュラーなダイエット法になりました。
日本では2012年に日本病態栄養学会で討論され、新聞でも大きく取り上げられました。 でも、現在でも、その方法については賛否両論あります。
1990年、糖質制限食の開拓者として知られているロバート・アトキンスが「New Diet Revolution」を出版しました。
1997年、米国のリチャード・K・バーンスタインが「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」 を出版しました。12歳から糖尿病だったバーンスタインは39歳の時(1973年)に自らを実験台にした糖質制限を開始しています。
1999年、京都の高雄病院が糖質制限食を導入します。同病院理事長の江部康二氏は2002年に自ら糖尿病であることに気づいて糖質制限食を開始します。
同じ年の2002年、アトキンス式ダイエットが米国で大ブレイクします。前述の故アトキンス博士が長年にわたり提唱していた炭水化物の摂取制限ダイエットです。
2004年、米国糖尿病学会が従来の見解を改め、タンパク質と脂質が血糖にならない ことを認めます。
2005年、ドクター江部が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を出版します。
日本では2012年に日本病態栄養学会で討論され、新聞でも大きく取り上げられたのですが、 日本病態栄養学会での討論内容は、糖質制限大賛成という内容ではなかったようです。
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