Ilovecats blog

疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

ガッテン流の血栓を溶かす方法は軽い有酸素運動です!脳梗塞や心筋梗塞にならないために!

5月11日のガッテンで、血液が持つ驚きのチカラが紹介されました。それは、脳梗塞心筋梗塞をひきおこす「血管内の血のかたまり=血栓」を、キレイに溶かして死から守る内容です。

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血栓によって脳梗塞心筋梗塞に襲われる人は、年間10万人以上いるそうです。また、震災の都度に心配されるエコノミークラス症候群肺塞栓症)も血栓が原因となっています。

 

血のかたまりである血栓が、血管から剥がれて頭や肺の血管内で詰まってしまう・・想像しただけで恐ろしい事態です。血栓は人類の進化の過程で生じるようになったのですが、実はその血栓を溶かすチカラも人間には備わっていたのです。

血栓はなぜできるのか?

興奮や恐怖からくるストレスがもっとも注意すべき原因になります。ガッテンでは、人に恐怖を与えたときに血液はどうなるかを実験しました。すると、恐怖を与えたあとには、3割も血液が固まりやすくなっていたのです。

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なぜ?

 

血栓電子顕微鏡で見ると、赤血球の周りに網目状のものが絡んでいます。この網目状のものはフィブリンと呼ばれるものですが、血管に傷がないか巡回しています。フィブリンは、血管の傷に気付くと、網目状の物質を出して傷口を絆創膏のようにカバーして手当てします。

 

このように考えられています。

人類の祖先が自然の中で生きていた太古の時代、ケガなどで出血した際には、瞬時に血液を固めて出血を止めないと命にかかわります。 そこで血液は、「けがをするかもしれない状況」、つまり強敵に出くわして恐怖を感じるような状況をいち早く察知して、「固まる準備をする」よう進化したと考えられています。 これは恐怖に限ったことだけではなく、興奮やストレスでも血液は固まりやすくなります。 引用:ガッテン公式サイト

血栓を溶かすt-PAとは?

脳梗塞の治療に使われる「t-PA」という特効薬があります。救急の患者にこの薬を注射すると、脳の血栓を溶かして後遺症を防ぐことが期待できます。

 

しかし、この治療はあくまでも急性期脳梗塞に対する療法です。かなり深刻な事態の時に選択されるものです。発症後、4時間半以内が適用限界です。その時間を過ぎると、それまでの脳へのダメージからt-PA療法は否定されます。また、t-PA血栓を溶かし血流を回復させますが、その強力な作用から脳の別の部分や体の中での大出血の可能性があります。

t-PA、もともとは私たちの血管の中に分泌されている物質

t-PA(tissue-plasminogen activator)とは、組織プラスミノーゲン活性化因子の略称で、血管内皮細胞から分泌されているのです。

 

急性期脳梗塞に使用されるのは、遺伝子組み換えにより作られたt-PA製剤です。

 

t-PAの作用とは?

身体の中にはもともとプラスミンという酵素があります。プラスミンは前駆体であるプラスミノーゲンから作られ、血栓を溶かす作用がありますt-PA(tissue-plasminogen activator:組織プラスミノーゲン活性化因子)は、プラスミノーゲンの作用を増強することで血栓を強力に溶かす酵素です。つまり、前述のフィブリンを溶かしてくれるのです。

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t-PAを活性化させる方法! t-PAを増やすには?

やはり運動が効果的です。

 

ポイントはウォーキングなど、息が上がらない程度の軽い運動有酸素運動)を1日30分ほど、できれば毎日行うのが理想的です。

 

普段、運動を全然していない人ほど効果が期待できるそうです。ガッテンでは、モニターさんの血栓を溶かす力が軒並み上昇していました。一番多い方だと4.2倍に、少ない方でも1.5倍に増えていたという結果になりました。運動を継続することで、血栓を溶かす力も持続します。

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なお、ハード運動では血栓を溶かすチカラは21倍にもアップしたという実験結果が出ていましたが、ハード運動の効果は一時的だそうです。ですから、軽い有酸素運動がベストになります。

毎日が忙しくて、ゆっくり有酸素運動する時間が取れない!

自らのt-PAを増加させて血栓から命を守る・・ガッテンを見てさっそく試してみたいと思われた方が大半だと思います。血栓の怖さは、老いも若きも関係ありませんから。

 

でも、お仕事や子育てなどで毎日が忙しすぎる人がほとんどです。とてもゆっくりと30分のウォーキング時間すら取れない・・

 

逆に、普段から結構な運動をしているけど、血栓ができるのは怖いという人もいると思います。ガッテンの方法は、普段ほとんど運動をしていない人に効果的ということですから。

毎日の食事にあるものを加えることで血栓を溶かす!

運動を継続する余裕がない、もしくは、運動をしているけれど血栓ができることを防ぎたい、という人におススメなのが食事での血栓溶解対策です。

 

もちろん、ウォーキングなどの軽い有酸素運動と併用すれば、血栓への強力な対策になります。

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お手軽な食材とは? 納豆なんです!!

納豆のネバネバ部分に含まれている酵素『ナットウキナーゼ』は、血栓を直接分解(溶解)する働きがあります。『ナットウキナーゼ』には、血管の壁にできる血栓を溶解し、血液の流れをサラサラにする働きがあります。

 

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個人的には納豆を毎日1パック食べています。でも、納豆の苦手な方も少なからずいると思います。また、毎日食べるとさすがに飽きるという人も。そんな方でも『ナットウキナーゼ』を凝縮したサプリなら手軽に取れると思います。 ⇒国産(富山産)大豆を使用した『ナットウキナーゼ』専門店です


『ナットウキナーゼ』の血栓溶解作用で積極的に体を守り、できたら週に2,3回は軽い有酸素運動を加えたら、血栓対策としては最強になるはずです。