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疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

ディズニーランドがつまらないので行きたくない人は実は大勢いるかも!

ディズニーランドに嫌気がさして、二度と行くもんか!って思っていませんか? 私は生まれて初めて行く前から、なんとなく悶々としていました。 心底楽しめない、全然期待できない雰囲気に満ち満ちていました。

いちばん最初のときは、酷暑の中でしたが、まぁこらえました。 でも2回目にランドとシーに行ったときに嫌気はマックスになって、ディズニーが大嫌いになりました。

 

なぜディズニーランドが嫌いになったのか? 単に中年になったから楽しめない…という単純なものではありません。 ディズニーランド嫌いになる心理を考えてみました。

ディズニーランドが受けているのはキャラクターが世界的に有名だから!

ミッキーとミニーその他大勢のディズニーキャラクターは、今世の中にいるほとんどの世代に認知されています。お年寄りでも知らない人は、おそらくいないと思います。もちろん、名前は出てこなくても「見たことある」という程度の認識なら絶大な認知度を誇っています。

 

それらのキャラクターが、随所に登場する(パレードには絶対に出てきますよね)、ショーにはこぞって登場する、という状況なら老若男女「アッいた♪」って喜ぶに決まっています。

でもですねぇ、着ぐるみだけなら、片田舎の商業施設でも例えどんなご当地キャラでも、 子どもらは大喜びですよね。 小学生の低学年くらいで、ちょっと小さ目の子どもなら商業施設に着ぐるみが登場すると、 あっという間に人だかり状態になります。

 

ミッキーやミニーは単に世界的に有名で認知度があるから、大人でも喜んで群がるんです。 ま、たまには初老の方でも童心に返って、ミッキーのそばには行きたいでしょうね。 でも、いい年こいた30代、40代の大人が『ギャーギャー』絶叫しながら群がるのは何故?

よっぽど、日頃の生活のストレスがたまっているんでしょうね。

 

自然の風景に絶叫するのなら理解できますが、単なる着ぐるみで有名だからと、涙流さんばかりに喜ぶ大人の姿に理解ができません。本当に気持ち悪いです。

今までの人生で感動したことが一度もないのかな?と考えてしまいます。

[caption id="attachment_2541" align="aligncenter" width="500"] こんな雨の中、何が悲しゅうて、さまようの?[/caption]

ディズニーのアトラクションってフライトシミュレーター型だらけだけどあんな子供だましがおもろいの?

ディズニーランドやディズニシーのおおよその人気アトラクションの基本形は、フライトシミュレーター型ですね。 つまり、ライド前面のスクリーンの映像と連動して椅子が動作するっていう、極めて単純な子供だましです。

 

妻と子どもに促されて仕方なく「ニモ&フレンズ・シーライダー」を見てしまいましたが、 海の中に入ったような映像でニモが出てくるだけでした。 あれ、「ファストパス」って制度がなければ、絶対に見ていません。

見た後に思いました。 あんなものを見るために、あれだけのくねくね大行列に並ぶ人は、よほど我慢強いんだなぁって。それほど忍耐強い方だらけですから、みんなが社会での成功者に見えたりもしました。

 

USJにも子供にせがまれて、行ったことがあります。 京都府南部在住ですからUSJなら、ディズニーランドよりも格段に近いし日帰りで行けます。 ディズニーランドもUSJも、基本はフライトシミュレーター型のアトラクションだらけですよね。ほかにも3D技術を駆使したものばかり

ただ、いろいろな批評を覗き見ると、USJの方がディズニーよりも若干自由度が高い! なんて意見もあるようですが。そんなこと、どうでもいいです。

 

椅子がガタガタ動いて、たまに水の微量な噴射があって、前にはそれなりの画面があるだけ。 そんなものに大金払って、わざわざ見に行く必要があるのかなってはなはだ疑問です。 例えば『毎月ディズニーに欠かさず行く、ぷーマニ(ぷーさんマニア)の子』がインフルエンザで予定した日に行けないと、泣いていた…なんて情報に接すると、真剣に「こいつアホちゃうか?すでに人として終わっている」と思えてしまいます。

 

ディズニーの子供だましのアトラクションにお金を使うくらいなら、 良い映画をゆっくり何十本も観賞した方が、よほど心は喜びます。 映画館なら椅子はガタガタ揺れませんし、金銭的にもかなり余裕ですよ。

[caption id="attachment_2532" align="aligncenter" width="500"] 人工美は見事ですが[/caption]

ディズニーで心底楽しめる人は自然の美しさを理解していないのかも?

語弊を恐れずにあえて言うと、ディズニーの熱狂的なファンというのは自然とたわむれたことがある人が少ないんじゃないかと思います。自ら、主体的に自然を感じて、自然を楽しんで喜ぶという経験がないからこそ、ああいう人工美に喜びを覚えるんじゃないでしょうか。

 

ディズニーに行くと常に受け身の立場なんです。 さぁ、何か面白いことをやってみて、精一杯、俺や私を喜ばせて楽しませてよ…なんて受け身の感覚だらけで、主体的に能動的に自分で楽しむ感覚とは、かけ離れているような気がします。

ですので、楽しくないとすぐに、それを主催している人に当たります。 自ら喜びを作り出すことをしていないから。 これだけ金を払っているのだから、「俺や私を喜ばせないのはお前らのせいだ!」なんて、八つ当たりするんですね。やっぱり、世の中が殺伐としていくわけです。

 

ディズニーに心底、喜びを感じるようでは、その感受性を自らズタズタにしているような気がしてなりません。 海でも山でも、自然と対話して、自然から喜びをもらうようになれば、本当に心穏やかになれるはずです。

期待値だけマックスな人からは、自らその場を楽しめるようなエネルギーは生まれてこないと思うんですが。

さいごに

私は、今後、妻や娘とディズニーランドに行くことはないと思います。 行ったとしても、一人だけ高尾山に登るとか別行動をするはずです。

 

なぜに椅子をわざとガタガタさせられて喜びましょうか。

もしも絶叫系を経験するのなら、近場のナガシマスパーランドの方がよほど楽しめますしね。