Ilovecats blog

疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

冬こそ納豆パワーだよナットウキナーゼと納豆菌で風邪予防ができる!

ママ友から「東北地方には、風邪を引いたら納豆汁を飲めば治るという話があるんだよ」と聞きました。 ワタクシ実は、学生時代に栄養学について学んだ身です。栄養士の資格も持っています。(現在、ペーパーでしかありませんが。)

食べ物で風邪を治す!これってとても大事です!

 

3人の子供がいるんですが、冬の季節は、いつも誰かが風邪を引いているような感じです。 学校や幼稚園という集団生活の場にいる以上、仕方ないことだとは思いつつ、3人の子の誰かがもらってきた風邪にもれなくかかってしまう私です。

そうなんですよね、子供と密着度が高い分、どうしても子供のひいた風邪をもらいがち。 そして、病院に行っている余裕もないので、どうしても放置しがち。 ゆえに悪化の一途をたどるというのが、残念ながら私の毎年のルーティーンとなっています。

とはいえ、できれば早く治したい。そして、なるべくなら薬の力を借りたくない

そこで、今回は納豆の持つパワーとその栄養価について語ります。 あなたも納豆を風邪の予防に役立てませんか?

納豆が風邪やインフル予防に効果がある!?

あなたもご存知の通り、納豆は大豆からできています。 「納豆は栄養豊富だよ!」というのを聞いたことがあると思いますが、「じゃあ、大豆を食べても一緒なの??」と思ったことはありませんか?

大豆は、たんぱく質が豊富で、確かにそれ自体、栄養価が高い食品ではありますが、決定的な弱点があります。 それは、「消化がしにくいこと」です。

 

夏に食べる枝豆は大豆ですが、消化しにくいことで有名です。 ですから、お子さんが食べ過ぎるとお腹を壊した、という声を聞くのもしばしば…

ところが、大豆が納豆になると、栄養価が同じでも消化吸収されやすくなります。 そして、発酵することで様々な栄養素を含むことになるのです。

納豆は、たんぱく質、ビタミンB6、B2、ビタミンE、K2、マグネシウムカリウム、カルシウム、鉄分を多く含みます。そして、身体に吸収されやすいんですよ。

 

風邪のときは栄養ドリンクを飲むと良いというように、風邪で免疫が落ちているときに大事なのは栄養補給です。つまり、納豆は風邪の予防、そして風邪をひいたときに最適な食べ物と言えるのです。

ナットウキナーゼの効果は半端じゃない、すごいよ!

あなたも「ナットウキナーゼ」という言葉を聞いたことがありますよね。 最近、テレビのCMなどでも出ているので、耳にされたことと思います。

「ナットウキナーゼ」は、発酵させるときにできるネバネバの成分(酵素)です。 ナットウキナーゼには、血栓を溶かすという作用があります。 つまり、身体の血液をサラサラにしてくれる作用があるのです。

 

「それと風邪とどういう関係?」と思われる方もいるかもしれません。 血液がサラサラになると血の巡りがよくなります。そうすると体温が上がるんです!

風邪をひいたときに、体内の温度を上げるのはとても重要だと言われています。 免疫機能も向上するからです。

 

ですが、ナットウキナーゼにも欠点があります。 ナットウキナーゼは酵素です。 熱に弱いという特徴があります。 なので、熱々のご飯に納豆をかけると、大事な酵素がなくなってしまいます。 (故に納豆汁は残念ながら、ナットウキナーゼの効果は少ないのかもしれません。)

ですので、納豆ご飯を食べるときは、ちょっと冷めたご飯で食べるほうが良いようです。 とはいえ、あつあつのご飯に納豆・・・美味しいんですけどね(^^;)

 

ナットウキナーゼと同様に、近年では納豆菌も注目されており、インフルエンザなどの感染症の予防に役立つのではないかという研究もすすめられているほどです。

納豆嫌いのお子さんにどうやって納豆を食べさせたらいいのか?

納豆の栄養価がスゴいことは分かるのですが、子供が納豆を食べたがらない・・・。 はい、分かります。我が家の3人もそうなんです。

ですが、風邪の予防にも栄養価の高い納豆は取り入れたいところです。

実は、納豆キライのお子さんには、加熱をすると食べやすくなるんですよ。 納豆チャーハンや、納豆うどん、納豆もちなどが食べやすいって知っていました? 我が家の3人もモチやうどんが大好きだから、納豆を食べさせたいときはこの方法です。

 

ですが、先ほど言った「ナットウキナーゼ」の成分、なくなっちゃうんじゃない?と思いますよね。 その通りです。ですが、加熱によって減少するのはナットウキナーゼだけで納豆菌は加熱によっても壊れません。 ナットウキナーゼの効能がなくなっても、ニオイやネバリをなくして食べやすくする加熱調理はオススメですね。

あと、長男がそうなのですが、メーカーによって食べられる納豆と食べられない納豆があります。小粒でやわらかいものの方が子供受けするかな思ったのですが、うちの長男は違いました。ごく普通の納豆の方なら食べられます。

 

いろいろな納豆の食べ比べもおすすめします。 CHECK>>本当においしい納豆を楽天市場で探してみよう!

 

ちなみに、砂糖を入れると食べられる子供もいると聞いています。 一度、苦手ということで子供に納豆を食べさせるのをあきらめていた方も、種類や薬味をチェンジするなどしてみてはいかがでしょうか?

ネットでは、玉子豆腐と合わせると食べやすい、などという声もあるようですよ。

さいごに

納豆のもつ栄養価とそのパワー、風邪予防への効果についてお話ししてみました。 風邪は早めに治すのが肝心です。

ちょっと寒気がするなとか調子が悪いなと思ったら、ぜひ納豆のパワーを借りて早めに治したいですね! やっぱり、毎朝納豆を食べる、日本人ならでは食習慣がベストなんですよね。 ※東の地方だけの習慣かもしれませんがm(__)m