Ilovecats blog

疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

七夕に織姫と彦星を見つけたい!天の川がきれいに見えるところは?

七夕伝説をご存知ですね。 七夕のネタバレなんていう嬉しくない情報も多いのですが、やはり1年に1回しか会えないという壮大なロマンには胸ときめきますよね♥

1年に1回の行事なのですから、大切な彼女に七夕伝説の織姫と彦星を見せてあげたいと思いませんか? でも、都会の空ではネオンや街灯などの光にさえぎられてなかなか鑑賞することはできません。

 

それなら明かりのほとんどない空気の澄み切った場所まで行って、彼女と2人だけで織姫と彦星を見てみたいですね。 しかし、せっかくきれいなところへ行っても、肝心の織姫と彦星はどれ?どこにあるの?なんてことになったら興ざめです。

そこで、織姫と彦星を確実に見つける方法や織姫と彦星がはっきりと見える場所を確認しておきましょう。

七夕に織姫と彦星を見つけたいけどどうやって探すの?

[su_note note_color="#66d6ff"]織姫(星)はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルという名前で呼ばれています。織姫と彦星・ベガとアルタイルは、天の川をはさんで向かい合うように位置しています。でも、よほど天文好きな方ならいざしらず、普通はこれだけでは見つけることはできませんね。[/su_note]

夏の大三角(だいさんかく)を見つけましょう。

もしかしたら理科の時間に聞いたことがあるかもしれません。『夏の大三角』を! 夏の大三角というのは、3つの1等星である、こと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)、はくちょう座のデネブ、を結んでできる大きな三角形のことで、夏の星空の目印になるものです。ちなみに夏の大三角は星座ではありませんよ。

 

[su_highlight background="#ffff99"]ね、織姫と彦星は夏の大三角の2点を構成しているんです。[/su_highlight] 織姫と彦星を見つけて、というと難しいのですが、夜空が真っ暗でよけいな光の影響を受けないきれいなところでしたら、夏の大三角の大きな三角形を見つけたらいいんですから割と簡単です。夏の大三角の3つの星は全部1等星ですからけっこう明るいですよ。

夏の大三角の探し方

「あれ!夏の大三角はどこだ?わからないよ」というのは、夏の大三角が想像するよりも大きいためなんです。 本屋さんで小学生の理科の参考書に夏の大三角の写真が出ています。本当の夏の大三角はもっとず~ッと大きく見えます。

[su_label type="important"]重要[/su_label]この動画を頭の片隅に入れてから、その下の説明を参考にしてくださいね。

まずベガ(織姫星)を見つける

東の空で、一番明るい星はベガです。

七夕の頃に、ベガより明るい星が出ていることはありませんから、ベガは比較的簡単に見つけられると思います。 ベガは白くて明るい星です。真東よりやや左で、高さ45度ぐらいを目安にしてください。

アルタイル(彦星)はベガからはずっと離れています

ベガを見つけられたら、ベガよりずっと右下の方にある『やや明るい星』を探しましょう。 アルタイルは思うよりずっとベガから離れていますし暗いんです!

暗いって彦星がすねているわけではありません(笑)星の明るさですから^^

七夕に織姫と彦星を見つけるポイントは天の川にあるんです

[su_note note_color="#66d6ff"]七夕伝説でも天の川で隔てられたので、織姫と彦星は1年に1回しか会えないという話ですね。 織姫と彦星は、天の川をはさんで向かい合うように位置していますので、夜空の天の川を見つけられたら、織姫と彦星も探しやすくなるはずです。[/su_note]

 

しかし、残念なことに都会ではまず天の川は見られません。 空気のきれいな、ネオンなどの光に邪魔されない郊外でしたら、天の川って簡単にわかるはずです。   天の川って、晴れた夜に乳白色の微光を放ち川のように見える星の群れですね。 織姫と彦星は探したことなくても、天の川に関しては「あぁ、あれが天の川か!」と、見たことある人が多いのではないでしょうか。

実は、天の川って銀河系を横から見ていることになるんです。織姫と彦星もロマンチックですが、銀河系の一端が地球から見えるということも壮大なロマンですよね。

 

天の川は本当に簡単にわかりますから、そのあとに先ほどの夏の大三角の探し方で、ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)を探してください。

織姫と彦星を見つけるのに適した時期と時間は?

もちろん、七夕の日だけしか見えない!?なんてことはありません^^ きれいに見るとしたら、6月下旬から8月下旬までが適しているそうです。

でも、8月もお盆を過ぎると、台風などの影響で天気が不順になりがちですので、できたら8月上旬までがベストでしょうね。 時間は20時から21時半頃が良いでしょう。

織姫と彦星がきれいに見えるところは?

標高が高ければほとんどどこでもきれいに見えます。ただ、やっぱり遠出の必要はありますよね。

見る時間も夜の8時以降になりますし、できれば彼女と泊りで出かけて織姫と彦星ロマンに浸る・・なんて素敵です♡

 

個人的な思い出ですが、学生時代に山岳部におりまして、穂高の涸沢というところで寝転がって星空を堪能した思い出があります。 星がきれい・・なんてものではなく、頭上一面が星だらけでギラギラする、という表現がピッタリなところです。流れ星が何十個流れたことか!もちろん、天の川もくっきりわかりました。

 

こんな風に標高が高くて自然豊かなところを見つけてくださいね。 ⇒こちらのサイトを参考にして旅行がてら行ってみてください。

さいごに

七夕に織姫と彦星を探して、彼女との素敵な思い出を作る。何ともロマンチックですね♪ 唯一、問題となるのが天気です。こればかりは仕方ありません。

何も七夕に限定して考えなくても、その前後や8月に入ってから夏休みを利用するなど、いくらでも方法はあると思います。 天気に関しては、まさに『運を天に任せ』てください。

彼女とのロマンチックな遠出でしたら雨も一興ですよね。