カブトムシが大好きな男の子のため育て方を知って幼虫からさなぎへ♪
男の子が大好きなカブトムシ!
最近では全然見かけませんが、昔は家のすぐ近くの公園や雑木林などでもよく見かけましたね^^
学校のクラスの中にはカエルやカブトムシを育てる名人がいたり、 近所にも子供と一緒に虫とりをしてくれるおじさんがいました。
あなたは男の子のママになって、今まで無縁だと思っていたカブトムシの飼育方法に 悩まれているのではありませんか? そんなカブトムシ初心者でもわかるカブトムシの飼育方法と餌の作り方についてご紹介します。
カブトムシの飼育方法
まずは、カブトムシの一年間の生息サイクルを確認してください。
上記の通り、カブトムシは1年間サイクルで姿を変えて成長していきます。
そこで、理解しやすいように「成虫期」の飼育方法を見たアト、「幼虫期」の飼育方法を見ていきましょう。大半のご家庭では成虫のカブトムシから飼い始めますよね。幼虫を手に入れようとしても、とても困難です。カブトムシの成虫の”つがい”を何かのイベントなど夏の限定販売で購入して飼い始めるのが、最近では通常だと思います。
- カブトムシの成虫は産卵後、可哀想ですがオスもメスも死んでしまいます。
- 死亡した成虫を容器から出した後、腐葉土が乾かない程度に 時々霧吹きなどで湿らせ1ヶ月半ほど様子をみます。 容器は日の当たらない風通しのよい場所に置きましょう。
- 産卵が正常に行われていた場合は卵がかえり(孵化)、何度か脱皮をして 幼虫へと育っていきます。
- さらに半月ほど経ち大きく育った幼虫を市販の朽木(くぬぎ)マット(幼虫飼育用) を敷いた容器に移し替えます。 朽木マットは容器に入れる前に十分に湿らせておきましょう。
- 定期的に幼虫の糞を取り除き朽木マットを注ぎ足します。 幼虫は餌としてこの朽木マットの土を食べて成長しています。
- 冬の期間、幼虫は冬眠状態に入ります。 容器は温かい場所に置かず、自然のとおり寒い場所においておきます。 湿気不足は禁物です。土の表面が乾いたら水をふっておきましょう。
- 春になると、幼虫が動き出します。 冬眠前と同じく糞を取り除き朽木マットを注ぎ足します。
- 幼虫は5~6月になると、さなぎへと変化していきます。
カブトムシの餌の作り方
カブトムシの成虫には水を与える必要はありません。 果物やゼリーなどから水分を補給します。
水分の多い果物や野菜を好んで食べますが、「スイカ」や「きゅうり」のように 栄養価の低い食べ物はカブトムシの餌としてはふさわしくありません。
「バナナ」や「りんご」など栄養価が高く、適度に水分を含んでいるものがおすすめです。
人の食べ残しなど、腐ったものはカブトムシも体調を崩してしまいます。 新鮮な餌を与えてあげてください。
続いて、カブトムシに、木の蜜のような手作りの餌を与えたい方に簡単に作れる餌をご紹介いたします。
毎日、果物や手作りの餌を準備するのが大変だという方には、カブトムシの餌として市販されている「昆虫ゼリー」というものがあり30個入り200円ほどで購入できます。
1匹1日あたり、1個で充分な量ですので1匹の餌代が1ヶ月200円におさえられてとても経済的です。 栄養素や水分も充分含まれていますので、カブトムシ飼育初心者の方にはこの昆虫ゼリーがいちばんお手軽で安心かもしれませんね。
まとめ
どうでしょう?
カブトムシの飼育方法って意外と簡単ではないでしょうか?
実際、私はホームセンターで売っていたカブトムシのつがいを育て、翌年にさなぎから羽化させて成虫を見たことがあります。
もっとも、成虫はメスだけでしたので、それだけで終わりましたが。
生き物の飼育は人の感情が豊かになると言われています。 核家族が増えた現代で、「命の尊さ」や「優しさ」を学ぶ数少ない機会だと思いませんか?
子供や家族と協力してカブトムシを元気に育ててあげてくださいね。
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