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疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

美濃和紙あかりアート展の駐車場を知ってうだつの上がる町並みを見る!

岐阜県美濃市で1300年の歴史を誇る「美濃和紙(みのわし)」☆

奈良時代には美濃国(みののくに)周辺で、すでに 「美濃紙(みのがみ)」が作られていたのです。

 

美濃和紙あかりアート展のアクセスと駐車場の情報は、すぐ下にあります。


古くから障子用の書院紙、包み紙、 灯籠(とうろう)用として使用されてきました。 平安時代には製紙専任の役人が、朝廷から派遣され 色紙や公用の紙まで生産されたそうです。

 

そして江戸時代には良質な「美濃和紙」を用いて 岐阜提灯(ちょうちん)、岐阜和傘、岐阜うちわ なども生まれました。

和紙のある空間(美濃和紙あかりアート展)は和やかでホッコリします。

 

美濃和紙あかりアート展、アクセス&駐車場情報

 

「美濃和紙あかりアート展」は

「美濃和紙」と「うだつの上がる町並み」

を融合させたイベントです。

 

あかりアート作品展示のほか

市の伝統芸能「美濃流し仁輪加(にわか)」の上演や

売店、街角コンサートなど

様々なイベントが開催されます。

 

お車で行かれる方

岐阜県のほぼ中心

名古屋から約1時間の場所です。

 

会場となる「うだつの上がる町並み」内は

交通規制がかかりますので

車を駐車場に停めることができません。

 

大型バス駐車場、観光ふれあい広場は

シャトルバス乗降場になりますので

一般の方は下記の駐車場をご利用ください。

  • 美濃小学校駐車場(会場まで徒歩5分)
  • 美濃市運動公園駐車場(シャトルバスが出ます)

駐車料金は、イベント協力金として¥500必要です。

公共交通機関をご利用の方は

  • 名古屋バスセンターから高速バス名古屋線で約1時間半 「うだつの町並み通り」下車徒歩1分
  • 岐阜バスターミナルから高速バス岐阜美濃線 「うだつの町並み通り」下車徒歩1分
  • 新宿から夜行バス
  • 北陸・高岡から高速バス
  • 長良川鉄道美濃市駅」下車徒歩10分
アートな風景も心いやしてくれる趣がありますよね。 イベントでなくても、風景にアートを感じるところ… ⇒白壁と鯉の飛騨古川はアートな空間ですよ。


美濃和紙あかりアート展の開催概要

 

「美濃和紙あかりアート展」は「美濃和紙あかりアート館」が 1994年から毎年10月に開催している「美濃和紙」を用いた アート作品のコンテストです。

 

基本情報 開催期間:10月体育の日の前の土曜日、日曜日 開催時間:午後5時00分~午後9時00分(点灯時間) 会場:うだつの上がる町並み 料金:無料 作品応募:1作品に付き1,000円(小中学生は無料) アクセス 長良川鉄道美濃市駅」から徒歩約10分 岐阜バス岐阜美濃線「うだつの町並み通り」下車、徒歩1分 東海北陸自動車道美濃ICから、国道156号線経由で約5分 地図で確認してください

 

⇒美濃和紙あかりアート館の動画※いきなりBGMが流れるのでご注意を!

 

2010年には

天皇・皇后両陛下が

「美濃和紙あかりアート館」を視察されました。

 

『美濃和紙あかりアート展』は2002年には 第6回ふるさとイベント大賞(総務大臣賞)を受賞 しています。

 

全国から応募された作品が 美濃市美濃町の「うだつの上がる町並み」 に屋外展示されて 2日間にわたりコンテストが行われます。

さて、『うだつ』とは「防火壁(ぼうかへき)」のことです。 町屋が隙間なく軒を連ねた江戸時代から始まります。 『うだつ』は、隣家からの延焼を防ぐ防火壁として、 屋根の両端に設けられました。 つまり、本来の用途としては「壁」です。 ですが、商人が蓄財をするにつれて、その権勢を競い合うために 立派な『うだつ』を造るようになっていったのです。 「うだつが上がらない」という言葉は、上記の歴史から 立身出世できない・金銭に恵まれないことを意味する ようになったのです。

[caption id="attachment_1896" align="aligncenter" width="500"] 『うだつ』[/caption]

 

裕福でないと上げられなかったと言われる

「うだつ」を上げる家々が並ぶほど

美濃国は「美濃和紙」産業が盛んだったと言われています。

 

 

現在も残るこの「うだつの上がる町並み」も

人気の観光スポットのひとつです。

 

 

「美濃和紙あかりアート展」では

作品の1次審査などは行われません。

 

 

応募作品は

1日目に作者が持参して

2日目の夜、終了後、持ち帰ります。

 

「美濃和紙」と「あかり」を使用した

幅90cm × 奥行90cm × 高さ90cm以内の

屋外で床置きできる一体型立体造形

が応募対象作品です。

お問い合わせは、0575-35-3660 (美濃和紙あかりアート展実行委員会)

 

「あかり」は交換可能な電気を使用。 火気や液体の使用は禁止されています。

 

屋外ですので

風や10度程度の傾斜でも

転倒しない構造でないといけません。

 

オリジナルの未発表作品であれば

プロ、アマ、国籍、年齢は問わず

個人はもちろん、グループの共同作品であってもOKです。

また、応募点数の制限もありません。

 

審査では「美濃和紙」の良さを生かした

造形的、創造的な美しさと

「あかり」として魅力にあふれた作品が選ばれる

とされています。

 

有名な一流の先生がたによって

厳正に審査が行われます。

 

『美濃和紙あかりアート展』は、わずか2日間の開催ですが、 『うだつの上がる町並み』はいつでも散策できます。

また、「美濃和紙あかりアート館」を見学すれば 『美濃和紙あかりアート展』の雰囲気に触れることができます^^

 

 

まとめ

東京や大阪にお住まいの方にとっては 少し遠方で開催される岐阜県 美濃市の 「美濃和紙あかりアート展」です。

でも、都会では味わうことのできない 「光と影」が織りなす幽玄の美が 人々を魅了します。   [blogcard url=”https://discovery-japan.biz/archives/101”]