節分にいわしとひいらぎを玄関に飾るけど理由を知っていましたか?
節分になると玄関にいわしの頭をひいらぎに刺して飾っている家庭を
よく見かけませんか?
昔ほどではなくなったもののまだそのようにして飾っている家庭はあります。
しかしよくよく見てみるととても奇妙ですよね。
小学生くらいの子供だと「あれは何?」「なんで飾ってあるの?」と思う子も
いることでしょう。
そんなとき答えられる自信はありますか?
大人でも意外とちゃんと答えられる人は少ないのでは?
そこで今回は節分にはなぜいわしとひいらぎを飾るのか、
そしてより節分を楽しむため各地の豆まきイベントなど
調べてみましたのでぜひ参考にしてくださいね。
いわしの頭とひいらぎを飾る理由は?
「いわし」と「ひいらぎ」を飾るのはどちらも魔除けの意味があります。
そう、鬼から家や身を守るために飾るんですね。
名称はそのまま「柊鰯(ひいらぎいわし)」と言います。
まずは「いわし」。
鬼はいわしの生臭いニオイが大嫌いで、そのニオイをかぐと鬼は逃げて行きます。
いわしを焼いた煙でも追い払えるそうです。
そして「ひいらぎ」。
鬼は尖ったものも嫌いでひいらぎは葉っぱがとがっていることから
ひいらぎで鬼の目を刺して追い払うこともできるそうです。
飾る場所は、鬼が入ってこないようにするので玄関です。
いつからいつまで飾るのかは地域にもよりますが、
基本は節分の日だけで、翌日には外します。
豆まきイベントをご紹介
節分には豆まきは欠かせませんね。
それぞれの家庭でする豆まきも楽しいですが、日本の各地では
豆まきのイベントがたくさん行われています。
そんなイベントにでかけるのもまた楽しみの一つですね。
毎年、芸能人や有名人が豆まきをする光景はテレビやインターネットの
ニュースでよく見られますね。
そんなイベントが行われている場所をいくつかご紹介したいと思います。
関東では
豊川稲荷東京別院。毎年40~50人の芸能人、有名人が来るそうです。
大國魂神社。芸能人だけでなく、スポーツ選手が多いようです。
浅草寺。漫才師などの芸人さんが来ますよ。
増上寺。こちらもスポーツ選手が多いみたいです。
高尾山薬王院。北島ファミリーが来るそうです。
関西では
中山寺の祭節分会。宝塚のタカラジェンヌや力士が来るそうです。
生田神社。関西にゆかりのある有名人が来るそうです。
通天閣。神社、お寺ではないですが、こちらも有名人が来るそうです。
龍神総宮社。相撲界から横綱や有名な親方が来て、豪華な賞品の福引もあるそうです。
どのイベントも芸能人有名人が近くで見られるとあって
毎年ものすごい数の人が集まり、撒かれた豆を拾うわけなので
くれぐれも無理はせずにケガのないように楽しんでくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
節分には豆まきや恵方巻、そして柊鰯(ひいらぎいわし)で鬼を追い払うものが
勢ぞろいですね。
子どもにとっては鬼と言えば、赤鬼や青鬼がいて
角があって、牙もあり、金棒を持って、
黒と黄色のシマシマのパンツをはいて…
というイメージですね。
お子さんに説明する時は、
ケガや病気や悪いことが鬼の姿になって現れるからそれを
追い払うんだよ。
さらに、もう少し年齢が上になれば、
人の心にも鬼がいる時もあるからそれも一緒に追い払ってしまおうね。
というのも付け足してあげれば、節分という行事の
大切さもわかってくれるのではないでしょうか。
何より家族みんなで楽しむことができれば鬼も逃げていくこと間違いなしですね。
以下も参考にしてくださいね。