我が子の熱性けいれんでどう対応したかの体験ですが本当に恐かった!
熱性けいれんってご存知でしょうか? 私は自分の子供が熱性けいれんになるまでに友達の子供がなったと聞いていたものの、どのように対応したらいいのか、そこまでは何も考えていませんでした。
熱性けいれん!?あ~そんなものがあるのか、くらいの気持ちでした。いざ娘が熱性けいれんになったアトに対応方法をしっかり調べておくんだったなと思いました。 小さなお子さんをお持ちのあなた、これからなるかもしれない熱性けいれんについて知識として自分の中に持っているだけで随分と違うと思います。
熱性けいれんとは?
生後6ヶ月から5歳前後の子供が熱の上がった時にけいれん(ひきつけ)を起こす症状を熱性けいれんと言います。
「単純型熱性けいれん」と「複雑型熱性けいれん」があるそうで、ほとんどの子は単純型熱性けいれんだそうです。うちの子もそうでした。
うちの子は3歳の時になりました。 手足が異常に冷たくガタガタと震えて『寒い!』と訴えていました。 39.8℃。高熱でした。
出先から家に帰ろうと車を走らせていて、信号待ちの時にフト後部座席を見ると娘がけいれんを起こしていました。 白目をむいてバタバタと体が動き、ヨダレが垂れて・・・ 唇がだんだん紫色になりチアノーゼが出ていました。 私が運転中からけいれんしていたのか、いつから始まったのかわかりませんが、私が見てから20秒ほどあったと思います。うちの子死ぬ!って思いました。
大きな声で名前を呼びながら、路肩に車を停めて、肩をゆすり名前をひたすら呼んでいました。その時にはもうけいれんもしていなくて、本人寝ていたのだと思いますが、私はパニックで! 救急車を呼ぼうとして、スマホを出しても自分のスマホロックが解除できない・・・ 挙句の果てに119番ではなく、110番に電話! 110番だと途中で気づいてワン切りする始末。
ここまで自分が取り乱すとは思っていませんでした! やってはいけないことの『大きな声で呼ぶ、体をゆする』の両方やっちゃいました。。。
お医者さんに聞いた、熱性けいれん中にやってはいけないこと
お医者さんに聞いた、熱性けいれん時の対応方法
- 衣服を緩める。
- 抱きかかえず、平なところで休ませる。
- 嘔吐や口の中に固形物がある場合は顔を左側に向け、気道が詰まらないようにする。
- 口や鼻の周りの嘔吐物を拭き取る。
- 診察時に備えて、けいれんの様子(左右差)やけいれん時間を確認する。余裕があれば動画など撮っておくと診察時にてんかんかどうかの判断もつきやすくなるそうです。
うちの子供はチャイルドシートに乗っていたので、チャイルドシートをはずし、私は救急車を呼びました。 初めてのことで、娘が死んじゃうって焦りながら電話したら、「お母さん、落ち着いてください」と言われました。
そもそも熱性けいれんのときに救急車呼んでもいいの?
これも子供が診察を受けた病院で聞いたことです。 【救急車を呼ぶ場合とは?】 5分以上けいれんが続くとき。 けいれんが終わったが、その後も意識障害が続くとき(睡眠とは別)。 【病院へ行くときとは?】 38℃より低い熱で熱性けいれんを起こしたとき。 全身けいれんではなく、体の一部または左右非対称なけいれんがあるとき。
私の場合、アトからお医者さんに聞いてみて、救急車を呼ばなくても良かったんだなと思いましたが、何しろ初めての熱性けいれんでパニックになっていたので診てもらって良かったです。
でもですね。たとえ熱性けいれんを経験したとしても、再度の熱性けいれんで落ち着いて対応できる自信なんてありません。だいたい救急車呼ぶときに声が上ずっていて、言葉がうまく出ませんでしたし。 熱性けいれんがすぐに収まったとしても、大事を取って救急車を呼ぶ親御さんが大多数じゃないかと思います。いくら頭でわかったつもりでも、素人判断する勇気なんてありませんよね。
お医者さんでは、24時間以内に熱が上がった時のために座薬を入れてもらい、熱の原因もウィルスによるものとわかりました。
まとめ
熱性けいれんのほとんどが単純型熱性けいれんだそうです。 複雑型熱性けいれんの場合は救急車を呼び、すぐに病院へ。
しかし、前述したように、お母さんの不安を安心にかえるために、初めての熱性けいれんなら救急車を呼んでもいいのかなと思います。 私は救急車を呼び、熱の原因もわかり安心できたので、呼んでよかったと思っています。
下の子を抱っこ紐して救急車に乗ったので、帰宅するときに寝ている上の子と抱っこ紐の下の子を連れてかえるのは大変でした。 おんぶと抱っこでタクシーに乗り無事に帰りました。
今思い返しても、涙が出てくるような体験でした。まだ子供さんが熱性けいれんにはなっていないお母さん、知っておくだけで随分と冷静になれるかと思います。
うちは、下の子は熱性けいれんにはなったことがありません。できれば熱性けいれんを起こさずに大きくなってほしいです。もしも下の子が熱性けいれんを起こしても少しは冷静に対応できるようにしたいです。
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