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子供が嘘をついて人のせいにするときは叱り方次第で素直な子に変身!

先日、長男のクラスの友達が、 平然とした顔で、先生に嘘をつく姿を目にしました。

 

我が家の息子たちにはできない技で 私にはとてもショッキングな出来事でした。

※息子たちが飛び切り素直というのではありません。 息子たちは2人とも発達障害を持っています。

 

子供は、怒られないようにと 嘘をつくのはよくあることだと思います。

ですが、中には保身のための他にも わざと友達を悪者にするような嘘をつく子もいます。

 

 

我が家の息子もそれにより被害を受けたことが何度かありました。

そこで、子供が嘘をつく理由と、 素直な子になる育て方のコツをまとめたいと思います。

子供が嘘をつく理由とは?

幼児期を過ぎ小学生くらいになると、嘘をつく理由というのは 叱られないための「保身」であることが大半です。

 

それは、悪いことと良いことの区別がついているから。

 

子供の成長として、当たりまえのことではあるのですが、嘘をつくことが日常的になってしまうと、嘘をつけば済む、と思うようになり、お友達にも被害を与えてしまうような嘘も平気でつくようになってしまいます。

 

そこから知恵を付け、嘘を「いじめ」の手段として悪用する子まで出てくるのです。

子供が嘘をついたとき厳しく叱りすぎてはいませんか?

子供が悪さをしたとき、隠し事をしたとき、嘘をついたとき 当然親は叱ります。

ですが、嘘をついたとき、ただ叱るのではなく 本人が嘘をついた理由を考えてあげたことはありますか?

 

「怒られたくないからでしょ!」 それはそうかもしれません。

でも、親の厳しすぎる叱り方が、嘘をつかなきゃ… と子供に思わせてしまっているということも考えられます。

 

どうせ嘘でしょ! と、頭から否定することもしてはいけません。

 

嘘なのかホントなのか?真実がわからないのに、叱ることはとても危険です。

どうせ、本当のことを話したって信じてくれない と、ますます嘘をつかせるようになってしまいます。

親が嘘の見本になってしまっていませんか?

親が嘘をつくと、それは子供に嘘をつくことを教えているのと同じですね。

子供へ嘘をついたり、他の人へ嘘をついて見せることも 悪い見本でしかありません。

 

以前、地元での花火大会で 観客の中にこんな団体を見ました。

 

その中には、次男の同級生家族もいたのですが そのお友達は、親の前では良い子ですが 実際は、良く嘘をつく子です。

 

会場内は、喫煙禁止となっていましたが、 その団体のお父さんたちは たばこを手にビールを飲んでいました。

 

すぐ近くに、他の観客もいる中での 明らかなマナー違反です。

見ている人は見ています。 誰かが、会場の係員に伝えたのでしょう。

 

係員が注意しに来ていました。

が!!!

「そんなことはしていません。」的なジェスチャー・・ その後、係員がいなくなると、また、たばこを吸い始めました。

 

それは、花火大会が終わるまで変わりませんでした・・・

そういう親の姿を一緒にいる子供はしっかり見ています。

 

親が、やっていないと嘘をつき、 見ていないところで、また同じことをする!

もし、そんな親に嘘をつくな!と叱られても 果たしてそれは子供に響くでしょうか?

子供に無関心すぎてはいませんか?

忙しいことを言い訳に子供に無関心すぎてはいませんか?

 

かまってもらえない、自分のことをあまり見てくれない寂しさから 親の気を引きたくて嘘をつく子もいます。

 

本当は、ただぶつかってできた傷なのに 「○○くんからやられたの」 と、嘘をつく子がいました。

そうすると、親は子供の話に耳を傾けますが 犯人に仕立て上げられてしまった 相手の子はどうなるでしょう??

 

そして、お友達を犯人に仕立て上げてしまった本人も 結局叱られてしまうことになります。

たとえ子供が嘘をついても、素直に認めたことは誉めてあげる

子供が嘘をついたら 「嘘はいけないこと」だと叱らなければなりません。

 

ですが、それと同時に、嘘を付いたことを素直に認めた、 素直に話したことをほめてあげることも大切です。

そして、嘘をついてはいけない理由も きちんと説明してあげること!

 

たとえ嘘をついてしまった時でも 素直に答えられるか、嘘を重ねてしまうかは 小さい頃からの対応により違ってきます。

 

子供というのは、自分が何かしたことよりも 先に相手にされたことを話すものです。

自分を棚に上げて、お友達のことをチクるのが得意です。

 

我が家は、そんな時は必ず、 「あなたは何かしなかったの?」 「相手の子はどうして怒ったのかな?」 と、聞くようにしていました。

 

「僕も叩いちゃった。」 「僕もやっちゃった。」 と、答えれば、それを叱る前に「そっか良くお話しできたね。」 と、まず認めるのです。

 

そのあとで、でも僕もいけなかったよね? 何がいけなかった? 謝らなきゃね?と説明することで、素直に謝ることができるのですが 9歳と、10歳になった今でもそれは継続しています。

まとめ

子供が嘘をつく・隠し事をする行為というのは、 脳が発達したという子供の成長でもあります。

 

我が家の息子たちの場合、 私の育て方よりも、発達障害からくる特徴で 幼さからくる素直さの方が大きいかもしれません。

 

ですが、同じ発達の特徴を持っている子でも 親から厳しく頭ごなしに叱り続けられることで バレバレな嘘をつくようになったお子さんもいらっしゃいます。

 

子供が悪さをしたとき、そして、隠したり嘘をついたとき 厳しくしつけなければ! と、思うかもしれません。 確かに、許してはいけない嘘というのも存在します。

 

ですが、厳しく教えなければと思うあまり 子供がどうして嘘をつかなければならなかったのか… を、見落としてしまうと、子供が困った状態になったときでも 叱られることを恐れ、親に相談できない事態になる可能性もあります。

 

そうならないためにも 嘘をつかなければいけなかった子供の気持ちにも 寄り添ってあげることも、とても重要だと思います。

 

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