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子供パーティーをするとき卵アレルギーのための栄養士のアイデア☆

冬はおうちパーティーの季節ですね。 あなたも、子供の仲良しのお友達とパーティーの企画を立てていらっしゃるのではないでしょうか。

私の子供たちも、それぞれ仲良しのお友達とパーティーの企画を立てています。

 

長女はもう小学校2年生なので、お友達同士で集まって、 お菓子パーティーなどを企画しているようですが、長男はまだ年長さん。 自分たちだけで企画はちょっと難しいので、お友達のお母さんと一緒に企画を立てています。

実は、長男がいちばん仲良しにしているN君、卵のアレルギー持っています。 一緒に遊ぶときは、卵を使っていないオヤツを一緒に食べるように心掛けています。

先日、そんなN君を含め、長男の仲の良いお友達と、長女のお友達とそのママさんをお呼びして、ちょっとした持ち寄りパーティーをしました。 長男がずっと願っていた「お友達をおうちに呼んでのパーティー!!」。

 

でも、せっかくだから、卵アレルギーのN君もみんな一緒に同じものを食べながらワイワイしたいな、と思いました。 せっかくみんなと一緒なのに、自分だけ食べられない、というのでは切ない。 みんなと一緒に食べられるものを、ワイワイしながら食べたいですよね。

じゃあ、卵アレルギーを持っているお子さんも一緒に食べられるパーティーフードはどんなものがあるのか、栄養士の資格を持つ私が考えました。

アレルギーをお持ちのお子さんとパーティーをするときに気を付けること!

 

食物アレルギー、と一言に言っても、様々なアレルギーがあります。 小麦アレルギーを持っている子もいますし、果物にアレルギーがある子もいます。

まずは、遊びに来てくれるお友達のお母さんにどのようなアレルギーがあるか、 パーティーで絶対に食べられないもの、こんなものだと食べれるよ、 というのを聞くのが大前提になります。

命にかかわりますから、これを疎かにしては絶対にダメですね。

経験上、アレルギーを持っているお子さんのお母さんは、パーティーというと遠慮される方が多いように思います。 やはり、何かあったら大変、と思われるからだと思いますし、それは当然のことだと思います。特に重度の子になると、調理器具に微量についている場合でも反応することもあります。

 

実際に、N君は、お友達の家で、卵を使わないやきそばを振舞われたところ、 洗浄していた器具を使ったにもかかわらず、アレルギー反応が出てしまったことがあるそうです。

どうやら、同じ器具で目玉焼きを焼いたことがあるそう… 洗浄していても、微量な成分で反応が出る子もいるので、安易に考えるのは危険かと思います。

我が家でも、アレルギーのある子供と一緒に食事をする際は、 なるべく調理器具を使わない料理を作る、また食器は使い捨てのものにするか、 それぞれ持ってきてもらうなどの注意をしています。

事前に『アレルギーが軽度である』と言われていても、 お子さんの体調が悪いときは反応が出ることもありますので、注意する必要があります。

卵アレルギーの子供とパーティーをするときはこんなメニューがオススメ!

 

我が家でアレルギーを持っているお友達を呼んだときは思い切って「おにぎりパーティー」をしてみました^^

炊き立てのご飯を沢山用意して、おにぎりにしたい具を持ち寄り、 子供たちも一緒に自分で握って食べる!

使う調理器具も少なく、炊飯器も卵を使うことがまずないので、安心して振舞えます。 特に凝った料理ではないですが、子供たちは、お友達と一緒に作って食べるおにぎりに大興奮!想像以上にご飯を食べる子供たちが印象的でした(笑)。

ちなみにデザートはみんなが食べられるフルーツ。 シンプルな食事ではありますが、お友達と同じ食事を食べられる、 というのはご馳走に代えがたい喜びがあるように見えますよ。

 

また、アレルギーが軽度で、卵そのものを食べなければOK、という程度のお子さんと一緒に食事をするときは以下のようなメニューも作ったことがあります。

・カレー ・ハッシュドビーフ ・炊き込みご飯のもとを使った炊き込みご飯 ・餃子(みんなで一緒に作って餃子パーティー

いずれも、原材料に卵を使っていないことをよく確認する必要がありますが、 軽度のお子さんであればこれらの食事は大丈夫でした。

卵アレルギーのお友だちがいるときに避けたほうが無難なパーティーメニュー

実際にやってみたり、アレルギーを持っているお友達のお母さんに話を聞いてみて、避けたほうがいいものもありました。

麺(意外と卵を使っているものも多い。ラインに卵を使っていることに不安がある子には出してはいけません。) ・ケーキ(アレルギー対応のケーキは安心なのですが、子供は正直で、アレルギー対応のものに食べなれてない他の子が食べると、「いつものケーキよりおいしくないー。まずいー。」などと言って食べない子がいたりします。そうすると、アレルギーを持っている子が自分の食べているものに疑問を持つことがあるんです。)

 

他にも避けたほうがいいものは結構あります。やはりお友だちのお母さんに聞いてみるのが大前提であり絶対条件です

まとめ

アレルギーをお持ちのお子さんとのパーティーメニューについて私なりに考えた結果です。

非常に繊細な問題ですが、みんなと一緒に同じものが食べたい、 というアレルギーのお子さんの気持ちを一番尊重できたらと思います。

少しでも、あなたの楽しいパーティーのお役に立てれば幸いです。

※食物アレルギーは命にかかわる危険な場合もあります。 やはりベストなのは、お友だちのお母さんに詳細に聞くこと、そしてそのお母さんもパーティーに一緒に来てもらうことです。 この最低限の2つの条件は必須ですよ。

 

 

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