ガッテンの美味しいトースト!外カリで中ふわふわの焼き方とは?4月13日実録
トーストなんて、家で食べても喫茶店で食べても、どこでも同じ・・なんてことはないようです。焼き方次第で雲泥の差が出るそうです。
外カリ、中ふわふわに焼くには?
ほとんどの方はトーストを焼くときにオーブントースターを使っていませんか?実は、オーブントースターはトーストを焼くには不向きな道具だったんです。
なぜか?
外カリ、中ふわふわにするためには、熱源とパンが極力近い方がいいのです。熱源とパンの距離が近いと、一気に過熱ができて、パンの中の水分が逃げる前に外をカリッと焼き固めることができるためです。
オーブントースターは庫内が熱くなるまでに時間がかかってしまいます。ですから、パンの中の水分を相当抜かれてしまい、中ふわふわにはならないのです。美味いトーストだけを愉しむのであれば、昔ながらのポップアップ式に限ります!
私の家ではオーブントースターを使っていますが、妻の実家ではいまだに昔からのポップアップ式を使っています。単純構造なのでメチャメチャ長持ちしているようです。
ガッテン流!オーブントースターで、中ふわふわにする方法
かなり簡単なことでした。パンの耳を切り落として、パンと耳をいっしょに焼くだけなんです。オーブントースターの時間設定は1分半です。
実は、耳の熱伝導率が悪いために、パンの水分が必要以上に抜かれていたんです。素朴な疑問として、オーブントースターの熱は横から伝わるの? 真上や真下にヒーターがあるのなら、耳が何で熱伝導を邪魔するんだろう?パンはヒーターに垂直なのに?
なんて、美味しく焼ければそれでいいんです(^^) 耳だけ食べるのが苦手なら、”油で揚げて砂糖をまぶす”っていう昔ながらのおやつにして食べるのもいいかも!でも、かなりのハイ糖質になってしまうのでご注意を。
忙しい朝に、耳を切るだけでも面倒だという方は?
これは、もう高級オーブントースターに頼るしかありません。ポップアップ式はトーストだけなら優れものですが、多機能にピザトーストなんかも楽しみたい人には不向きです。
『アラジン』は、あの小惑星探査機”はやぶさ”にも使われた熱伝導率に優れたグラファイトシートが熱源になっています。グラファイトヒーターで短時間に加熱するので中の水分が抜けません。
『バルミューダスチーム』は、何と加湿しながら焼くトースターですので水分が抜けずに、中をもっちりに仕上げてくれます。
マリリンモンローが愛したトーストとは?
モンローは1954年(昭和29年)に新婚旅行で来日しました。帝国ホテルに泊まったのですが、そのときに『いつも食べている焼き方でトーストを出してほしい』と希望しました。
その焼き方とは、食パンを薄く切って、低温でじっくりと加熱し水分を飛ばしてカチカチにします。さらにそれをグリルやオーブントースターで表面が色づくまで焼く、というものです。
ん~!!ホンマに美味いんかな?ラスクみたいな感じ? 実際『モンロートースト』としてメニューには残っているそうですが。このモンロートーストは子羊のローストなんかと一緒にいただくそうですからトースト自体がメインではなさそうです。
外カリ、中ふわふわを追求した番組内容からは、少々はずれたようですね。でも、マリリンファンの方にはググッとくるものがあったのではないでしょうか。モンロートーストを頬張って郷愁にひたっていたりして(^^) いつの時代もファンはそんなものですね。
私の家では、パンを食べたくなるとホームベーカリーで作ります。たいていの場合、できたてを食べるので、あえてトーストはしていません。
今度作ったときは、ガッテン流の『耳を切り落として、いっしょに焼く』方法で味わってみたいと思います。