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疑問に思ったことは掘り下げてみたいよね!

豆乳は肥満予防に効果があるけどサポニン摂るなら無調整豆乳に限る?

ぽっこり体型!! 日本では、今や4人に1人が肥満を抱えていて、メタボリック・シンドロームの警鐘が鳴らされていますよね(´-ω-`)

 

平均寿命は延びているのに、健康寿命は短くなってきているのが実状です。 ダイエットをする場合、痩せやすい体質をつくることが大切ですが、そのためには定量たんぱく質を摂取することが不可欠です。

有効にタンパク質を摂取して、肥満予防のために豆乳を生活に取り入れてみませんか?

 

豆乳に含まれるサポニンには肥満予防効果があった!

大豆の33%をしめるたんぱく質は、動物性食品に比べて低カロリーで、基礎代謝を活発にする機能があります。

基礎代謝が上がればダイエット効果がある!というのは、今では常識ですよね。

 

大豆に含まれるサポニンは、石鹸が油分を溶かしてきれいにすべすべにしてくれるのと同じように、血液中のコレステロール中性脂肪などの余分な脂質を洗い流してくれるんです。 ですので、サポニンの摂取は肥満予防に効果的と言われています。

 

また、サポニンにはもう一つの大きな働きがあります。 それは、抗酸化作用です。

体内の細胞膜の構成要素である脂質は、加齢や活性酸素によって過酸化脂質に変化します。 サポニンには、この身体の酸化(いわゆる老化です)と動脈硬化とを予防すると言われています。

 

ご存知のように、ダイエットは適度な運動をすることによって、いかにカロリーを消費させるかが重要です。 また、適度な運動をすれば基礎代謝も上がってきます。 よく言われていますが、筋肉が増えることにより基礎代謝も上がるので、適度な運動が有効なんですね。

 

なお、嬉しいことに、大豆たんぱく質は体内での吸収・分解に時間がかかるので満腹感を得やすいのです。 ですから、大豆たんぱく質をたっぷり含んだ豆乳は、間食を予防するためにもダイエットの強い味方になってくれます。

豆乳の大豆固形分が多いほど栄養が高くて肥満予防の効果も高いのか?

豆乳は植物性たんぱくの飲料ですので、大豆固形分が多いほどたんぱく質も多いと言えます。

大豆固形分が4%の豆乳飲料より8%の無調整豆乳の方がたんぱく質は多いのですが、カリウムやビタミンなどの他の栄養も大切ですので、一概に大豆固形分のパーセントだけで選択するのは的外れかもしれませんよ。

 

ちなみに、大豆固形分6%の調製豆乳を1.5倍飲んだら、9%の無調整豆乳を飲んだのと同じ状態になりますから。

ですので、大豆固形分が一番高い無調整豆乳しか飲まない…なんてことはしなくていいんです。どの豆乳を選ぶかよりも続けることに意味がありますから。

無調整豆乳と調製豆乳の違いって何?

スーパーなどで売られている豆乳は、JAS規格で3種類に分かれて定義されています。 3種類と言うのは、無調整豆乳と調製豆乳と豆乳飲料です。

【無調整豆乳】 水に浸したり、蒸したりした大豆を絞った乳白色の液状そのままの豆乳です。 何も味付けしていないので無調整豆乳なんです。 【調製豆乳】 無調整豆乳に少々の塩や砂糖などで飲みやすくしたのが調製豆乳です。 【豆乳飲料調製豆乳に果汁や紅茶などで味付けしたものが豆乳飲料です。

 

[su_box title="日本農林規格JAS)では、大豆固形分の割合やたんぱく質含有率をも加味して、規格の定義をしています。" style="soft" box_color="#b593e9"] ・無調整豆乳・・・大豆固形分8%以上で大豆たんぱく質換算3.8%以上 ・調製豆乳・・・大豆固形分6%以上で大豆たんぱく質換算3.0%以上 ・豆乳飲料(果汁入りは)・・・「大豆固形分2%以上」で大豆たんぱく質換算0.9%以上 (その他は)・・・大豆固形分4%以上で大豆たんぱく質換算1.8%以上[/su_box]

豆乳を飲みすぎると発がんやホルモンバランスの異常などの状態になるって本当?

豆乳を飲み続けようとするときに推奨されるのは1日当り200mlを1~3本程度です。 でも、特に制限ってないんです。

 

ただ、肥満予防だからと言って、5,6本を毎日なんて度が過ぎていますよね。 普通の飲料と同じように3食とのバランスを考えることが大切です。

豆乳を飲み過ぎて、3食の量が減った…なんてことは本末転倒ですから。

 

以前、大豆に含まれるイソフラボンの摂取量について気になる報道がありました。 でも、イソフラボン摂取の問題はサプリメントなどの健康食品の過剰摂取が問題だったのです。豆乳などの大豆食品の摂取は問題ないとされています。

 

なお、発がんに関しては、逆に大豆の摂取は乳がんのリスクを低減させるという報告もされているんですよ。

豆乳を料理に使う時は無調整豆乳と調製豆乳どちらを使ったらいいの?

最近では豆乳は料理にもよく使われていますね。

無調整豆乳はどのような味付けに合うので、料理を作るのに適しています。

 

飲みやすいように甘味などをつけてある調製豆乳は、スムージーやスイーツに合わせるのに便利です。 スムージーやカクテルドリンク等を作るときは、少し甘味のついた調製豆乳を使用するとより美味しく作れるんですよ。

無調整豆乳を使った簡単レシピで、よりヘルシーに!

 

無調整豆乳はそのままで飲むと、飲みづらいという人が大半です。 でも、料理に無調整豆乳を使うと、絶品のコクを出してくれるんですよ。

ポピュラーな無調整豆乳の料理と言えば、スープと鍋で決まりです。 簡単で美味しくてコクが出て、しかも食事をとりながら肥満予防も期待できる… 一石二鳥どころか、三鳥・四鳥にもなりますよ。 [blogcard url="https://oceans-nadia.com/user/229092/recipe/381788"]

 

[blogcard url="https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00004124/index.html"]

 

美味しく食べてダイエット効果があるなんて嬉しいですよね。 サプリなんかに頼るよりも、普段の食事の中で体を気遣いたいものです。 だいたいダイエットサプリなんて、まず効きませんから! ※私は、7,8種類のサプリを試しましたが全部が無駄でした(^^;) ⇒中性脂肪が気になったらイワシ缶がいいんです♪美味しいですし。

さいごに

ダイエットと言うと、食事の量を減らすことに集中しがちになります。 でも、極端に減らすのは必要栄養素の摂取も減ってしまうので、健康とは相いれません。

ですので、痩せやすい体質を作ることが大切になってきます。 そのために一定量たんぱく質を摂ることが大事なんです。

 

動物性食品に比べて低カロリーの大豆たんぱく質の豆乳は、基礎代謝をあげてくれることでカロリー消費を促しますので、ダイエットをしている人の強い味方になります。

さらに、豆乳に含まれるサポニンレシチンは体脂肪燃焼を促進しますので、内臓脂肪型の肥満の方にはダイエットの本当に強い味方です。

 

ダイエットには便秘が大敵ですが、豆乳に含まれるオリゴ糖はダイエット中の方の腸内環境を整え、腸内活動を活発にします。 こんな良いことづくめの豆乳を飲まないという選択肢はないのでは(^^)