赤ちゃんがご飯の離乳食を食べない理由を知ればイライラしませんよ☆
赤ちゃんがご飯を食べてくれないと、せっかく作ったお母さんはイライラしてしまいませんか?
私も子どもがなかなか食べてくれず、イライラを通り越してヒステリックになっていたことがありました。
大人のご飯に比べると、赤ちゃんのご飯である離乳食を作るのってとても手間がかかるんですよね。まだ、夜中の授乳も続く中、やっと作ったご飯を食べてくれないとイライラしてしまうのも無理はありません。
でも、赤ちゃんにもご飯を食べたくない理由があるはずです。 それを知ってみると、「そうなんだ💡」と思えるかもしれません。
赤ちゃんがご飯を食べない理由とは?
赤ちゃんがご飯を食べない時は、どんな理由があるのでしょうか。
まだ離乳食を進める時期ではない
ご飯を全く受け付けない場合は、まだその赤ちゃんがご飯を食べたいと思えていないことがほとんどです。
私の子どもがそうだったのですが、スプーンを舌で押し出したり、首を振って口に入れられないようにしたりという行動をしていました。食べたいと思っていないのに、無理をしたところで食べてはくれません。
お腹が空いていない、もしくは空きすぎている
お腹が空いていなければ、もちろん食べたくないですよね。
空きすぎていても同じです。考えてみてください。 お腹が空いている時に、スプーンに乗せたご飯を少しずつ運ばれたら嫌ではないですか? 早くお腹を満たしたい時には、母乳やミルクの方がいいというのを赤ちゃんだって知っているのです。
食にあまり興味がない
少しは食べるけれど、すぐに食べなくなるというのであれば、あまり食べることが好きな子ではないのかもしれません。
また、食事以外に心奪われているということもあります。 食べるよりも遊ぶ方が好きな子は、食べることをすぐに止めてしまうのかもしれません。
舌触りや温度が適切ではない
赤ちゃんにとっては、ずっと母乳やミルクを飲んできたわけですから、ご飯に慣れなくても当たり前です。 舌触りが嫌なこともあります。
また、母乳は体内から出るものなのでほんのり温かいですよね。 ミルクも人肌くらいで飲ませます。
そんな温度に慣れていれば、冷たかったり熱いご飯は嫌がるかもしれません。
食事形態が合っていない
もし、食べていたのに急に食べなくなったのであれば、食事形態が合っていないことが原因かもしれません。
離乳食は、成長に合わせて大きさや固さを変えていくものですが、赤ちゃんに合っていないと食べにくいのです。 また、そろそろ大きい形の食事がしたいと思っているのに、いつまでもドロドロの食事であれば、それもまた赤ちゃんにとっては嫌なものです。
赤ちゃんがご飯を食べない時はどうしたらいい?
では、赤ちゃんがご飯を食べてくれるようにするには、どんな方法があるのでしょうか。
一度休む
離乳食をあげてもいい月齢になったとはいえ、全員が喜んで食べてくれるとは限りません。 どうしても口を開けてもらえなかったり、拒否が強いのであれば、一度お休みをしましょう。
私の子供は生後6カ月で離乳食を始めましたが、結局食べ始めたのは8カ月でした。 食べない離乳食を作り続け、とても苦しかった覚えがあります。
ところが、生後8カ月に入り、急に食べ始めたのです。 その子が食べ始める時期というものがあるということです。
無理に続けては、赤ちゃんはもちろんお母さんもしんどいだけです。 私は身をもってこれがわかったので、強くすすめます。 赤ちゃんの食べたくなる時期を待ってください。
ずっと母乳やミルクしか口にしないなんてことはないのです。 そろそろ試してみようかなーと思った時は、少量だけ作りましょうね。
食べてくれたらラッキーくらいに思って始めましょう。
タイミングを変えてみましょう
お腹が空きすぎていたり、お腹がいっぱいなタイミングでは、食べ慣れないご飯を食べたくはありません。
少しだけ母乳やミルクを飲んでから食べるというやり方もありますが、飲み始めてしまったらそのままお腹がいっぱいになるまで飲ませてよ、と思う赤ちゃんもいます。そうなると、ご飯は拒否してしまいます。
私の子がそうでした。 その子にとって、食べやすいタイミングがあります。 色んな時間にチャレンジして、いいタイミングを見つけましょう。
食事に集中できる環境を整えましょう
そこまで食事に興味がない子は、遊びたくて仕方ありません。
できるだけ、遊びたくなるようなものを目につく場所に置かないようにしましょう。
遊んでいる途中でご飯に誘うのも難しいでしょう。 きりの良さそうなところでご飯に出来たらいいですね。
食事形態を見直してみよう
食材が大きくて嫌、固くて嫌、ドロドロすぎて嫌、小さくて嫌等、赤ちゃんそれぞれに好みの形態があります。
様子を見ながら食事形態を変えていくことが必要です。食べることが嫌にならない程度にステップアップして、食べなくなったら戻してみてもいいのです。
少しずつ進めましょう。
もし、同じ形状のものを嫌がるようになったら、反対にステップアップしてもいい時期なのかもしれません。 その子の食事形態に合わせてあげてくださいね。
温度に気を付けよう
先ほども言いましたが、母乳やミルクに慣れている赤ちゃんは、冷たいものや熱いものが嫌だということもあります。
もし、途中で食べなくなってきたら、少し温めてあげると食べるということもあります。その都度調節してあげましょう。
色々なものを食べていくと、そのうち冷めても食べるようになりますよ。 最初だけと思って、食べやすい温度にしてあげましょう。
一緒に食べよう
一緒に食べると赤ちゃんだって楽しいはずです。
食べさせなければいけないと思うと、自分のご飯は後回しにしたくなりますが、一緒に食べてみてください。 そうすると、赤ちゃんも美味しそうに見えて食べたくなるかもしれません。
食べたら褒めてあげましょう
褒められると、赤ちゃんにそれが伝わって嬉しくなるものです。 一口食べられたら、まず「すごーい」と褒めてみましょう。
お母さんの笑顔を見ると、また食べたくなるかもしれません。
手を抜く
まだ安定して食べられない時期は、頑張って作り置きしたり気合を入れるのは止めておきましょう。
つい、力を入れて作りたくなるものですが、食べてくれなかった時にがっかりしてしまうので、気合いを入れるのは軌道に乗ってからにしましょう。
さいごに
赤ちゃんがご飯を食べてくれなかったら、イライラしたり心配してしまいがちですが、まだ母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんは、ご飯に慣れていません。
食べないことがあってもおかしくありません。 栄養も母乳やミルクから摂れていれば大丈夫です。 食べたくなる時を待ってあげてください。
もし、食べていたのに食べなくなった時は、なにか理由があるかもしれません。 食事形態を変えたり時間を変えたり食材を変えたりして、様子を見てみましょう。
うまくいかない時はお休みしたっていいのです。 赤ちゃんのペースに合わせてあげてください。
安心してください。 いつか食べてくれる日は来ますからね。 お母さんが無理しないことが一番大切なのです。