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お歳暮をやめたいけどやめるタイミングや方法はどうしたらいいの?

年末のお歳暮、どうしていますか? 贈る習慣がないというかたもいることでしょう。 しかし、親戚、兄弟姉妹、取引先、仲人、職場の上司など、毎年大量に送るかたもいます。

送った相手が喜ぶなら、お歳暮も楽しく選べるかもしれません。 お礼の連絡などを通じてお互いが元気かを知ることもできますよね。 しかし慣例的に送り続けている場合、「そろそろお歳暮を贈るのをやめたい」と考えることもあることでしょう。 では、どういうタイミングで辞めるのがベストなのでしょうか。

お歳暮をやめた実母と80代の兄弟姉妹たち

私の母親は、贈りものをするのが大好きです。 そして母の兄弟姉妹も同様です。 毎年、お中元とお歳暮を贈りあっていました。

そんな母たちですが数年前に、「そろそろお中元とお歳暮はやめよう」と決めたそうです。 なぜなら、山間部に住んでいる叔父叔母には買い物も楽ではないからです。

 

子供と同居なら、ネット通販を利用することもできるでしょう。 車で、買い物に行くこともできるでしょう。

しかし、同居していなければ自分で買い物に行かなくてはなりません。 そろそろやめよう、ということになるのも納得です。

 

母たちのように、とても近い間柄なら、このように、「そろそろお歳暮はやめよう」と話すこともできます。これは、かなり楽なケースですよね。

お歳暮をやめたときに、お中元もやめることになりました。 母の兄姉は80代を越えています。 これで少しでも負担が減ればいいな、と考えています。

 

さて、一般的に、お歳暮を贈る相手とは、仲人など特にお世話になった人でしょう。 その場合は、我が家のように、「そろそろやめよう」なんて、なかなか言えないのが実状ですよね。

でも「お歳暮をやめたい」… そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?

お歳暮をやめるタイミングはやめたいと思うときかもしれません。

 

お歳暮とは、日ごろ、お世話になっているかたへの感謝として贈るものです。 また、年末ということで、今年の感謝と、来年への挨拶も含まれています。 そのため、付き合いが疎遠になったなら、やめても問題ありません

 

お歳暮などにおいて、何よりも失礼なのは、「虚礼」になってしまうことだといわれています。虚礼とは、習慣だから続けているという、心のない儀礼のことです。 「毎年贈っているから、特にお世話になることもないけど今年も贈る」というものであれば、見直してみるのも良いかもしれません。

また、相手の立場になって考えてみるのも良いかもしれません。 全く付き合いがないのにお歳暮だけが届き続けたら、負担に感じますよね! あくまでも、日ごろの感謝として贈るものと考えましょう。

 

結婚したときの仲人にお歳暮を贈っているかたもいますよね。 この仲人へのお歳暮は、一般的には「3年」が目安なんです。

ただし、これも関係性によります。 結婚後も親しく交流している場合は、その限りではありません。 相手との関係性を優先して考えましょう。

 

「お中元とお歳暮、どちらかだけにしたい」というケースもあることでしょう。 お中元を贈る場合は、お歳暮も贈るのが正しいマナーです。

そのため、どちらかだけにする場合は、お歳暮だけを贈るのが正解です。 お歳暮のほうが、お中元よりも、重視される傾向にあります。 片方だけにするという場合は、気を付けましょうね。

 

・「虚礼」という言葉 ・仲人さんへのお歳暮のやめどき ・お中元を贈るならお歳暮も贈る ご存知の方も多いと思いますが…

虚礼。 普段使うことのない言葉ですが、意味を知ると納得できます。 確かに、お歳暮など習慣的なものは、そうなってしまう可能性がありますよね。 感謝の気持ちなく儀礼的になってしまうことがないよう、お歳暮を贈る際には気を付けたいものです。

私は、自分自身の結婚式には、仲人は立てていません。 仲人を立てると、いろいろと面倒だと聞いたからです。 そのため我が家では「仲人にお歳暮」という習慣とは無縁です。 ですので、そこに関しては煩わしさを感じずに済みました。

しかし、もう一つの 「お中元を贈るならお歳暮も贈る」 「どちらかだけにするならお歳暮にする」 というのは、世間的にそれほど浸透していないような気がします。

 

古くからの慣習というものには、いろいろマナーがあります。 こういったものを学校で教えてくれたなら、本来はとても楽に違いありません。

しかし、学校で教わることは考えられませんよね。 そのため、誰かから教わるか、自分で覚えるしかないので大変です。 お歳暮のマナーについては、しっかり覚えておきたいものですね。

 

虚礼になっているのを感じ始めたらお歳暮のやめどきです。 でも、お父さんへの父の日プレゼントは、虚礼なんてとんでもない… お父さんへの感謝は一生ものですから。なかには誕生日だけプレゼントするって人もいるかもしれませんが。 ⇒60代のお父さんに贈って好評だったものをまとめてあります。

さいごに

普段からお世話になっているかたには、喜んでもらいたいもの。 そんな感謝の気持ちを贈るのが、お歳暮です。

恒例行事になっているお歳暮に「虚礼」になっているものはありませんか?

 

「お歳暮をやめたい」 そんなふうに感じるときは、見直しをする時期なのかもしれませんね。