Ilovecats blog

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ライザップ流でチョコレート?血糖値が上がらなければ太らない!

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Q:チョコレートのカロリーはどれくらいですか?

A:ダークは1粒29kcal、ミルクは1粒31kcal、ホワイトは1粒30kcalです。 ⇒秘密のチョコです。ちなみに上の画像のチョコも一かけらが5gで28kcalです。

Q:やっぱり普通のチョコと同じくらいのカロリーなんですね? A:そうですね。高級素材のカカオバターをふんだんに使っていますし、チョコレートには必ず必要です。

 

Q:祖母が糖尿病なんです。砂糖を摂っちゃだめってわかっているんだけど、本人はどうしても食べたがります。シュガーレスの飴がありますよね?だからあれを食べさせていますが、美味しくないって言います。シュガーレスの寒天もありますね?あれも食べさせていますが、すぐに飽きてしまいます。人工甘味料が美味しくないと思います。

本人がチョコレートを食べたがっているから探していたのですが・・。でも、砂糖不使用のチョコといううたい文句ですが、カロリーがあるんじゃダメですね?

 

⇒ここからちょっと長めのアンサーですが、太りにくいチョコの説明になります。 A:カロリーが高いといっても、一概に血糖値を上げるとは限らないのです。カロリーとは、脂質、糖質、たんぱく質を消化・吸収してエネルギーに変換される量を指します。

 

血糖値を上げるのは、糖質を分解して得られるブドウ糖のみが作用します。つまり、カロリーが高くても、ブドウ糖もしくはブドウ糖に分解される糖質を摂らなければいいのですよ。

 

秘密のチョコレートは、主にエリスリトールという天然甘味料を使っています。人工甘味料ではありませんので、自然な甘みです。メロンやブドウなどの果物、味噌や清酒などの発酵食品に自然に含まれているもので、普段から口にしているものです。 ⇒エリスリトールの安全性と血糖値を上げない詳細はこちら

 

エリスリトールは小腸でほとんど吸収されて血中へ移行するのですが、血中では代謝されずにそのまま排泄されます。代謝されないということは血糖値が上がらないということなのです。 また、代謝されないということは細胞でエネルギーに変換されないため、カロリーもありません。そうなんです、エリスリトールは血糖値が上がらない上にカロリーもゼロなんです。

 

血糖値が上がるとインスリンが分泌されます。過剰にインスリンが分泌されると、エネルギーに変換されなかったものは脂肪として細胞に蓄えられます。 つまり、高血糖状態が続くと肥満や糖尿病の原因となるのです。

 

なので、秘密のチョコのカロリーは、純粋にカカオマスカカオバター、乳のカロリーなんです。砂糖使用のチョコやマルチトール使用のチョコのカロリーは、その糖質自体のカロリーも含んでいます。

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ちょっとややこしい説明でした。要するに、カロリーの数値や糖質の量ではなく『どんな種類の糖質が使用されているか』が重要なんです。 エリスリトールは天然の糖質の中で、唯一血糖値を上げません。おまけにカロリーゼロで、お腹も緩くなりにくいのです。   秘密のチョコの栄養表示に記載してありますが、「エリスリトールと甘味料(スクラロース)を除いた糖質は1粒あたりダークは0.2g、ミルクとホワイトは共にそれぞれ0.6g」です!! この量はほとんど血糖値に影響を与えない量です。   これは、”カカオ”と”乳”に元々自然に含まれている量を指しています。この部分は、チョコレートを作る以上、どうしても取り除けない部分です。 でも、この量は、一般的な砂糖やマルチトール使用チョコの、ダークは約10分の1、ミルクとホワイトは約4分の1の量です。 つまり、秘密のチョコ『グランポワール』約10粒で、一般的な砂糖やマルチトール使用チョコの1粒分、ミルクとホワイトは約4粒で1粒分なのです。   しかも、アセスルファムKなどの人工甘味料だけ使用して作っている、血糖値に影響を与える糖質量が少ないチョコとは比べ物にならないくらい美味しいんです!   医学は日々進化しており、いわゆる『カロリーでのダイエット』の概念は過去のものになりつつあります。 今は『血糖値をいかに自分でコントロールできるか』が病気や肥満予防の大事な要素になっています。 主食、副食を一番大事にして、そして日々頑張っているご褒美に、肥満につながりにくい美味しいチョコレートはいかがでしょうか?