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熱中症対策は5月から必要ですが子供の熱と嘔吐の症状に特に注意!

ここ数年、30度を超える真夏日、35度を超える猛暑日の日数が、 年々記録を更新しているそうです。

 

熱中症の発生は7月や8月の猛暑日が一番多いですが、 次いで多いのが、意外や急に暑くなり始める、 5月の連休頃なんだそうです。

真夏はもちろんですが、その前から熱中症の対策が必要なようですね。

熱中症の症状!治療は医師に任せて素人判断はしないで!

熱中症の症状は主に4種類にわかれています。 どんな症状が出るのでしょうか?

熱射病

症状 40度以上の発熱、意識障害、内臓障害など。

脱水症状の悪化により、汗が止まり、体温調節ができなくなるため高熱が出ます。 幼児や高齢者など体力のない方は、死に至ることもある大変危険な状態です。

このような症状がある場合はただちに救急車を呼んでください。

熱疲労

症状 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、発熱は40度未満

熱射病の一歩手前の症状にあたり、とても危険です。

大量の汗が出るのにもかかわらず、嘔吐が酷く塩分や水分補給が充分に行えない場合は、ただちに救急車を呼んでください。

熱痙攣(ねつけいれん)

症状 筋肉痛、手足がつる、手足のけいれん。

気温が上昇して汗をかいたときに、水分だけ摂取したため、血液中の塩分濃度が低下したことによって起こります。

熱失神

症状 めまい、冷や汗、軽い意識障害

気温の上昇により、体内にこもった熱の影響で全身の血管が広がります。

それによって脳への血流が低下して起こる症状です。

熱中症で素人療法は危険!やはり医師の診断を受けましょう!

熱中症の治療には症状の度合いに合わせた治療方法が必要とのことです。

 

まず歩行困難や意識障害、嘔吐が酷いなどの重い症状がある場合には必ず医師の診療を受ける必要があります。 素人療法は危険です。救急車を呼ぶなどすぐに病院での治療を受けてください。

 

比較的症状の軽い、頭痛や吐き気、筋肉の緊張、疲労感などがある場合は、 まず塩分を含んだミネラル水を充分に補給した後、涼しい室内や木陰で横になりましょう。

体温の上昇が見られるときには、脇の下、首の後ろ、足の付根などを氷嚢で冷やします。 症状が軽い場合は1時間ほど横になっていると治るケースがほとんどですが、大事を取って早めに医師の診察を受けることがベストです。

子供向けの熱中症対策を知っておきましょう。

子供が熱中症にならないように、対策をしておくことが本当に肝心ですね。

外出時の熱中症対策

帽子をかぶる ミネラルを含んだスポーツドリンクを補給する 定期的に休息をとる

外出時には日よけの帽子と、充分な水分補給が必要です。

子供だけで外出する時にはお茶や水などでなく、 塩分を含んだスポーツドリンクを持たせて、 必ずこまめに飲むように伝えておきましょう。

室内での熱中症対策

こまめに水分補給をする 室温は28度以下に保つ

 

直接日差しを浴びることのない室内でも熱中症になることがあります。 小さなお子さんがいるご家庭では午後からの室温の上昇などしっかりとチェックしてください。

 

気温の高い日、子供が帰宅後に倦怠感や、頭痛を訴える場合は、 軽い熱中症を起こしている可能性があります。

外出からの帰宅後は必ず水分をしっかりと取らせるようにしましょう。 なお、熱や嘔吐がある場合は要注意です。

 

小さな子どもは自分の症状をうまく説明することができません。 ただ疲れているのかと思っていた子供が急速に症状が進行し、 高熱や嘔吐、意識障害、痙攣を起こす場合があります。

微熱があり少しでもおかしいと思ったときにはすぐに病院で診察を受けてください。

まとめ

私の息子はスポーツクラブに入っているのですが、何度か他のお子さんが熱中症で足がつったり倒れているのを見たことがあります。

 

夏場は運動の前に塩分補給のタブレットを飲むことになっているのですが、 冒頭でもお話ししたように、夏に入る前の5月や6月に軽度の熱中症になる子供もいました。

様子を聞くと、朝から風邪気味だったなど、もともと本調子ではなかった場合が多かったと思います。 水分補給や帽子などの熱中症対策はもちろんですが、お子さんが外で遊んだりスポーツをするときには、前日しっかりと睡眠をとり朝ご飯を食べて体調を整えてから送り出してあげてくださいね。

 

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