キャリーバッグに足ひかれたりぶつけられたことあるけど不愉快です!
- キャリーバッグに足ひかれたりぶつけられたりしたときの相手の責任は?
- キャリーバッグを引っ張る人が気を付けることは!
- 刑事上や民事上の責任はないとしても、実際にひかれたりぶつけられたりした人の不満は相当なものです!
- さいごに
外国人観光客…最近はインバウンドと言うらしいですが。
インバウンドに限らず、キャリーバッグをゴロゴロする人の多いこと!
猫も杓子もキャリーバッグだらけ(*_*) 音は気にならないけれど、せめて真っすぐ進めてくれないかな。けっこう足踏まれたりひかれたり、太ももあたりにぶつけられたことありませんか?
そんなに衝撃なかったので文句は言いませんでしたが、あれって一つの社会問題化していると思いませんか。
配慮のない奴がキャリーバッグを持つことは、やはり脅威なんです。
キャリーバッグに足ひかれたりぶつけられたりしたときの相手の責任は?
【刑事上の責任】
わざとキャリーバッグで足を踏んだり、ぶつけて怪我をさせれば傷害罪になります。これを『故意』にぶつけたと言いますが、故意に、つまり「わざとやる」奴は普通いないでしょうね。
そんな奴はニュース報道されるようなちょっと不思議なおかしい人です。この場合、相手が「怪我をさせるつもりはなかった、でもわざとぶつけた」と主張した時も、もちろん傷害罪になりますよ。
大抵はわざとぶつけませんよね。わざとじゃないときは過失傷害罪ないし重過失傷害罪が成立します。しかし、よほどの怪我でない場合、警察が動いてくれるのかどうか、そこのところは微妙ですよ。単に「あっ痛い」くらいでは、犯罪にはならないはずです。
【民事上の責任】
故意(わざと)による場合はもちろん、過失(注意義務違反です)によって他人に怪我をさせた場合でも、その損害(治療費や休業損害、慰謝料、後遺障害が発生した場合の逸失利益や後遺症慰謝料など)を賠償することになります。
しかし、怪我をした方にも一定の落ち度がある場合が多く、過失相殺による減額がされる可能性はあります。
※過失相殺⇒互いの落ち度の部分を減らしあうこと。
※刑事上の責任でも民事上の責任でも、損害を立証できるかどうかに関わってきます。ですので、よほどの重傷で、その場に救急車が来るなり警官が来るなりしなければ、証拠がそろわず、立証という点が全く抜け落ちることになってしまいます。
ですので、普通にキャリーバッグに足をひかれたり、ぶつけられたりといったような事案では、いわゆる「泣き寝入り」状態になります。
痛さの悔しさをぶつける術はないんです。キャリーバッグの相手を必要以上に罵ったり、押したりしたら、脅迫罪や暴行罪になりかねませんので注意してください。
キャリーバッグを引っ張る人が気を付けることは!
キャリーバッグを後ろ手に引くことが多いと思いますが、このパターンは他人が足を引っかけやすいし、引いている本人は後ろの状況に気付きにくいものです。
引いている手とキャリーバッグとの距離がかなりあり、他人の足がその間に入るということを十分に意識する必要があります。
最近は特にそうなんですが、スマホなどを見ながらキャリーバッグを引いて歩いている人も多いので、接触事故が起きやすい環境を自ら作り出している状況だとも言えます。
基本的なことですが、重大な事故につながらないようにするため、注意力を集中することが肝心です。
キャリーバッグを引いているときは・・
・歩きスマホをやめること
・人が多い場所ではキャリーバッグを自分の前に持ってくること
・無理な割り込みなどはせず、周りの状況を確認すること
…といった当たり前の注意力が重要です。
※昔はこんなことありませんでした。小学生でもわかる注意事項ですよね。
刑事上や民事上の責任はないとしても、実際にひかれたりぶつけられたりした人の不満は相当なものです!
キャリーバッグにひかれて「痛い!」と言ったのに無言で立ち去る女
駅で若い女性がひきずるキャリーバックに足をひかれました。
サンダルの足を結構な勢いでひかれたので、思わず「痛い!」と。その女性はこちらを振り返り、目が合いましたがそのまま謝らずにさっさと歩いていってしまいました。
高齢者や子供だったら大怪我につながりかねないので、自分の体側に寄せて動かすようにしましょう。
※こんなときに何もできないことは本当に不愉快です。相手の良識任せの場合が多すぎます。つまり、非常識な輩が蔓延しているってことです。
転ばないように叫んだのに、謝りもせずに立ち去った婆さん
生後半年の子供を抱っこしているときにキャリーバッグを長めに引きずっているおばあさんがいて見事に足を引っ掛けられました。
なんとか堪えて転ばずにすみましたが、謝りもせず去っていったのを見て本当に腹立ちましたよ。
もしも絡んでいたら子供も無事じゃ済まなかったかもしれないのに。
※年寄りだから何しても許されるってことは当然ありません。最近は常識を知らない年寄りが増えてきたようにも思えます。
キャリーバッグを持っている奴には非常識な奴が多い!
エスカレーターで前の女性が落っことしてきてぶつかりました。特に謝る様子もなく。どーも、くらいで行こうとされて腹立たしい事がありました。
※ここで、相手の胸ぐらを捕まえると暴行罪に問われかねません。でも、一言ぐらい「バーカ」と言いたいですよね。それなら犯罪になりませんよ。
さいごに
昔、山登りしていました。
ザックは足元に置き、なるべくほかの乗客の迷惑にならないようにしたつもりです。背中にザック担ぐと、他人の体や顔に当たりますから。
最近は、中高年登山が盛んですね。思慮分別があるはずの人らですが、担いだザックがやたらと当たってくるんです。必要以上に容積も取るから邪魔でしようがない。
本当に他人への配慮に希薄になりつつある時代だと、あなたも痛切に感じていませんか?