おみくじで凶が出たら運がいいんだから持って帰ってもいいんです☆
けっこう前の2014年のことです。 観光で浅草の浅草寺に足を運びました。 浅草寺に行ったのは、それが初めてのことです。
ちょうどゴールデンウイークだったため大変混雑していました。 あちこちを見て、帰り間際に「おみくじを引こう」ということになったのです。
普段おみくじを引いても、よく出るのは大吉か中吉。 そのくらいの気持ちで引いてみたのですが、結果は、なんと凶だったのです。 凶を引いたのは、それが人生で初めてでした!
それだけなら私も気にしなかったかもしれません。 しかし実際その年は悪いことばかり続いたのです。 おみくじのせいとは考えていません… それでも全く無関係とは思えないような気もします。
凶が出たら、誰でも余り良い気分にはなりませんよね。 そんな「おみくじの凶」についてのお話です。
おみくじで凶が出たら運が良くなる兆しだから持って帰って、書かれた内容で自分を戒める!
さて、おみくじを作る際には、一定の比率で吉凶を分けているはずです。 そう考えて調べたところ、見つけました。 以下は、浅草寺観音籤(かんのんくじ)の吉凶の比率です。
【浅草寺観音籤の吉凶の比率】 大吉17% 吉35% 末小吉3% 小吉4% 半吉5% 末吉6% 凶30%
最も多いのが吉、次いで凶、大吉となっています。 凶の比率が高いのは意外でした。 これなら引いたとしても不思議ではありません。
ただし比率を調べていて、さらにすごいことを知りました。 なんとおみくじは「そもそも吉凶を占うものではない」ということです。
これがおみくじの考えかたとなるようです。 そのため大事なのは吉凶ではなく、そこに書かれた内容となるわけです。
確かにおみくじには行動に関するアドバイスのようなものが書かれていますよね。 それをもとに自分を戒めて行動しなければならないようです。
考えてみれば、私は、そこの部分に関しては「読むだけ」でした。 読みますが、すぐに忘れてしまい参考にするには至りません。 おみくじは結んできてしまうため見返すこともありません。
つまり、おみくじが凶だったから悪いことが続いたわけではないのかもしれません。 私の行動が、良いことを生む方向に向かっていなかったということなのでしょうね。
そこで、もし凶を引いたとしても、気にし過ぎは厳禁です。 それよりはそこに書かれた文章を見て、行動を変えていったほうが良さそうです。
全国にはコレクションしたくなる可愛いおみくじがたくさん♪
おみくじは新年に限らず、あちこちで引くことができますよね。 そんなおみくじにはたくさんの種類があり、とてもかわいいものも存在します。
ちょっと前に私が引いたのは、パワーストーンが入ったおみくじでした。 初めて見かけたので「めずらしいな」と思ってそれを選んだのです。
そのパワーストーンは大事に飾ってあります。 そこで全国で「かわいい」として評判のおみくじをピックアップしてみました。
岡崎神社のうさぎみくじ(京都)
岡崎神社は、うさぎ神社として知られています。 その岡崎神社で売られているのが「うさぎみくじ」です。 かわいいうさぎの中におみくじが詰められています。
勝尾寺のだるまみくじ(大阪府)
大阪府箕面市にある勝尾寺では「だるまみくじ」があります。 こちらは、だるまの中におみくじが入っています。
光前寺の早太郎みくじ(長野県)
長野県駒ケ根市の光前寺には「早太郎みくじ」というものがあります。 この早太郎とは山犬の名前です。
昔、早太郎は、化け物にさらわれた少女を助け命がけで怪物を退治。 その後に光前寺で声高く吠えてから息を引き取った、といわれています。
優しい表情の山犬の中におみくじが入っています。
籠神社の傘みくじ(京都府)
京都府宮津市、あの有名な天橋立にある「籠神社(このじんじゃ)」には、「傘みくじ」があります。
傘を開くと運勢が書いてある、とても可愛らしいおみくじです。
西宮神社の鯛みくじ(兵庫県)
兵庫県西宮市にある西宮神社は「えびす様」をまつる神社の総本社です。 鯛を釣り上げる恵比寿様にちなんだ「鯛みくじ」というものがあります。
さいごに
実は今でも、おみくじで凶が出た瞬間の衝撃は忘れられません。 なぜなら、それまでの人生で見たことのないものだったからです。
「本当に凶って入ってるんだ」と驚いたものです。
あなたも同じように、凶を引いたことがないのではありませんか? それまでは周囲の話でも聞いたことがありませんでした。
しかし凶を引いたからといって悪いことが起きるわけではないというなら安心ですよね。
その年、悪いことが起こったのは、きっと私の努力不足でしょう。 次に凶を引いてしまったときは、おみくじを参考に行動を戒めたいものです。