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飛鳥坐神社おんだ祭りで駐車場確保してもかぶりつきで見るのは困難!

知る人ぞ知る、超奇祭! 日本全国探してもこれほどの奇祭はないはずです。 放送禁止場面がある奇祭って

奇祭中の奇祭こそ、奈良県明日香村の飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)の『おんだ祭り』です。 神社の舞台、しかも衆人環視の中で行われるのが、天狗とお多福の性行為というから驚きです!

飛鳥坐神社おんだ祭りに車で行って駐車場はあるのか?

あるんですね、これが! 毎年2月第一日曜日のおんだ祭り当日は、飛鳥坐神社の前の道路は規制がかかり、車は進入禁止です。 でも、推奨の駐車場は割とあります。

奈良県立万葉文化館の無料駐車場

普通車で110台の収容力があります。 「おんだ祭り」は午後2時からですから、午前中早めに到着したら、かなりの確率で停められそうです。

でも、確実な保証はできませんよ。 飛鳥坐神社おんだ祭りは本当に超人気のお祭りですから。

明日香村「あすか夢の楽市」

「あすか夢の楽市」は農産物直売所です。 ですので、万葉文化館よりも停められる保証は少ないですね。 明日香村の野菜や名産品を目当てに来る人がいっぱいですから。

それに、農産物直売所に別目的で車を停めることにも抵抗がありますよね。 無料なのは魅力的ですが。 [su_note note_color="#fff866"]※でも、「あすか夢の楽市」にも停められるよ!って情報は、 実は、飛鳥坐神社の方から直接聞いたんです^^ 田舎の方はおおらかなので、小さなことにはこだわらないのかもしれません。 [/su_note]

明日香のロマンを感じるなら有料駐車場もおすすめ

明日香村で古代ロマンに浸るのもいいものですね。 ウンと早くに到着して散策を楽しんだ後に、飛鳥坐神社おんだ祭りを見学するのもアリです。 ⇒飛鳥坐神社周辺の有料(一部無料もあり)駐車場

どうしても駐車場に不安がある方は公共交通機関で!

近鉄の『橿原神宮前』駅から飛鳥坐神社までは歩いて行けなくもない距離です。 でも、寒い時期に30分ちょっと歩くのは、やはりきついですよね。

近鉄橿原神宮前東口からバスで行きましょうね。 どのバスに乗っても「飛鳥大仏前」で下車してください。 ⇒飛鳥周遊バスの「かめバス」橿原神宮前駅東口 ⇒ 飛鳥大仏 バス時刻表

飛鳥坐神社おんだ祭りの概要と飛鳥坐神社へのアクセス

飛鳥坐神社おんだ祭りの概要

・毎年2月第一日曜日 ・午後2時から(神事の始まり) ※午前10時ごろから午後1時過ぎまで、翁と天狗が先を細く割った竹の棒で、 参拝者のお尻を叩きまわるんですよ。これも楽しみです(^^;) ドMの気分かな…

[su_note note_color="#66f9ff"]午後2時から性行為が始まるんですが、いえ神事が始まるんですけど、人だらけになります。 早い人は午前中から場所取りをするんです。もちろん、良い写真を撮るためです。 なお、三脚は禁止です。

見物客の中にはアマチュアカメラマンも大勢いるので、本当にごった返します。 たとえ午後1時であっても人だらけになるんです。 ですので、ゆったり見物は諦めましょう。ましてや「かぶりつき」での見学は困難です。 そこは、厳かな(!?)神事が遠くからでも見物できたら良しとしましょうね。 [/su_note]

飛鳥坐神社へのアクセス

上述しているように、おんだ祭り当日は飛鳥坐神社周辺は交通規制されますので、 紹介した駐車場もしくは「近鉄橿原神宮前」駅からバスでどうぞ。

なお、飛鳥地区に車で行くときは、変な細い道に入るのはやめましょうね。 本当に狭いし、迷いますよ。 地図やナビのメイン道路だけを通ってくださいね。

おんだ祭りの由来など

おんだ祭りは、正しくは『緒田植神事』といいます。 でも、いつ頃、誰の発案で始められたものか、縁起も由来も年代もわからないんです。

ただ飛鳥の農民が、遠い昔から継続している行事であることは確かです。 当日は、天狗と翁の面をかぶった村の若人がササラ(竹筒の先を割ったもの)を振り回して村中を暴れまわる悪魔除けの行事から始まり、太鼓を合図に諸々の行事が展開されます。

 

まず、一番太鼓によって式が始まり、二番太鼓までに展開されるのが農耕行事です。 田を鋤く動作や種まき、田植えの式があり祭典第一段階が終わります。

 

三番太鼓を合図に「おんだ祭り」の真骨頂とも言うべき夫婦円満の営みが行われます。 お多福と天狗が登場し、夜の営みがを実演されます。この式を[種つけ]といいます。

なんと「種つけ」が終わると、二人は立ち上がって懐中から紙を取り出し、股間を拭いてその紙を観客の方に投げ入れます。この紙は「ふくの紙」と言われていて、観客としては何としても手に入れたいものになります。 この「ふくの紙」を持ち帰り、ご家庭で使用されると子宝に恵まれると言い伝えられています。

さいごに

三河の「てんてこ祭」、尾張の「田県祭」、大和江包の「網かけ祭」とともに西日本における四大性神事のうち、一番露骨なのが「おんだ祭」です。

悪ふざけのバラエティではなくて、れっきとした神事なんです。 余りにも堂々と行われる夫婦円満の営みに、すがすがしさも漂うともっぱらの評判です。

 

ただ、同行されるメンバーが問題かもしれません。 小さいお子さんや思春期のお子さんには、刺激が強すぎるかも。 そもそも、親子で見物するお祭りかなぁとちょっと疑問ですね。

でき得る限り、事情が許せば、ご夫婦だけで出かけるのがベストですよ。