子供が注射を嫌がり大泣きするとき怖がらせずにスムーズに受けるには?
生後2カ月頃から怒涛のように始まる予防接種・・ 赤ちゃんの頃はただ泣くだけで特に困ったことはなかったと思います。
ところが大きくなると、物事がわかっているだけに、注射をさせるのが一苦労というお母さんは多いのではないでしょうか? 診察室での格闘を考えると毎回憂鬱になってしまいますよね。
どうしたら、スムーズに注射をさせることが出来るのでしょうか。
子どもが注射のときに暴れるととても危険!
実は、私の娘も毎回注射の前は大暴れでした。
子どもの力といえど、注射されてはたまるかと必死なんですよね。 もう3歳くらいには私の力では押さえつけることが出来ず、早々に予防接種はパパ担当となってしまいました。
暴れた結果、先生をたたいたり蹴ったりと、もうその場から注射を止めて逃げ出したくなります(^^;) いつも何人もの人に押さえられてやっとの思いで注射を終えていました。
しかし、これってとても危険なことなんですよね。 暴れることで、本来刺すはずのなかったところに刺さってしまったり、刺した後に暴れるとずれてしまって、きちんと体の中に液が入らなかったりします。
そうなると、腕が腫れてしまったり、痛みがずっと続いたりという原因になってしまいます。 これでは、いつまでたっても子供は注射の恐怖から逃れられないですよね。
子どもが嫌がらずスムーズに注射をしてくれる方法とは?
それでは、暴れてしまうと危険が伴う注射を、どうしたらスムーズに出来るようになるのでしょうか。 ある程度理解力のある5歳の娘に、実際に行った方法をご紹介していきますね。
前もって説明する
あなたは、子どもに注射をすることをいつ知らせますか?
私は、病院に到着できないことを恐れて、ほんとの間際になってから知らせていたのです。 たしかに、病院にはたどり着くけれど、これは逆効果なんですよね。
実は、前もって知らせておく方が嫌がられないのです。
自分の立場になってみるとわかりますよね。 嫌なことを突然しろと言われるのと、心構えをしてから挑むのと、どちらがいいかというと、もちろん後者です。子どもだって同じなのです。
もしかしたら、出発するのに時間を要するかもしれません。 しかし、心の準備はそれなりにできるわけです。
「今から注射をしなければいけないんだ」という心の整理ができる時間を作ってあげましょう。
子どもの注射のアトにご褒美をあげる
注射を頑張れたら、お菓子を買ってあげる約束をしてあげましょう。 次のお休みにどこかへ出掛ける約束でもいいですね。
お子さんが喜ぶご褒美を考えてあげてください。
例えば、ピアノの練習ができたらご褒美をあげるというのは避けるべきですが、注射をしたらご褒美があるというのはいいのではないかなと思うのです。
もし、抵抗があるのであれば、注射をおやつ前の時間にして食べるものを選ばせてあげたり、元々出掛ける予定の日に行き先を決めさせてあげたりするといいかもしれません。
子供の注射のときの付き添い人を変えてみる
私の怖がりの娘は、歯医者も苦手で同じように暴れておりました。 一度、私が行かないことがあったのですが、付き添いがパパだけなら暴れなかったのです。
甘えたくなる人物が一緒に行くと、余計に暴れちゃうのでしょうね。 付き添い人を変えてみると、あっさり終わるかもしれませんよ。
パパやママが注射しているところを子供に見せる
大人が注射する機会というと、インフルエンザくらいでしょうか。 もし、注射をすることがあれば、ぜひ見せてあげてください。
自分がされていると必死なので、何をされているのかわからないものですが、客観的に見ればできるような気になるものです。
ただし、恐怖心を無くすことが目的です。 パパやママが嫌がったり痛そうな顔をしないでくださいね^^
注射に子供の友達と行く
同学年のお友達であれば、注射の時期が重なるという人もいるでしょう。 もし、タイミングが合えば一緒に行きましょう。
子供なりにプライドがあるようです。 お友達の前では、嫌がらずできるかもしれません。
我が子が6年近く暴れ続けた中で、唯一暴れなかったのが、お友達と行った時でした。 ぜひ、試してみてください。
注射する病院を変えてみる
子どもは、注射が痛くて嫌という理由の他に、病院の雰囲気や先生の相性なんかが理由なこともあります。 いっそのこと、病院を変えてみるのも手です。
気分が変わって、頑張ろうと思えるかもしれません。
注射のときに暴れても子供を叱らない
先生をたたいたり蹴ったり、座り込んだり動かなかったり、暴れたり・・・ ついつい叱りたくもなりますが、そこは我慢です。
子供も、なんとか逃れたいと必死なのです。 叱ってしまうと、その記憶が残ってしまいますます注射が嫌になってしまいますよ。
注射が終わったら必ず子供を褒める
痛い思いも嫌な思いも、褒められたら全部チャラです。 褒められた良い記憶に変えてあげましょう。
たくさんの時間を費やしてやっとこさ終わったとしても、お小言はなし。 たくさん褒めてあげてくださいね。
さいごに
大人でも注射って気が進まないですよね(^^;) 子どもが嫌がったり暴れるのって仕方がないことなのです。
突然の注射宣告や、押さえつけたり叱られてばかりの注射にならないようにしてあげてくださいね。理解力のある幼児には、もう言葉で説得することも出来ます。
環境や気分を変えてあげたり、たくさん褒めてあげることで、次回の注射にスムーズに繋がります。注射のアトにカフェでおやつにするなんていう習慣ができれば、もしかしたら喜んで行くようになるかもしれませんよ。
親子共に憂鬱になってしまう注射ですが、スムーズに行けるようになるといいですね。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。 [blogcard url=”https://discovery-japan.biz/archives/4234”]